『ワンピース』聖地マリージョア

『ワンピース』聖地マリージョアの用語解説

聖地マリージョアとは、赤い土の大陸(レッドライン)にある天竜人五老星が住む場所のことで、4年に1度開催される世界会議(レヴェリー)の会場である。

基本的には世界政府関係者(海軍やCP0、世界政府加盟国など)しかマリージョアへ立ち入ることはできない。

例外的に、王下七武海(撤廃されたが)や四皇赤髪のシャンクスは出入りできる。

単行本90巻で世界会議が開催された際には、各国の王たちが赤い港(レッドポート)から、ボンドラと呼ばれるゴンドラを使い、マリージョアへ招待されている。


マリージョアのシンボルとも言える建造物がパンゲア城である。

パンゲア城内部には、世界会議の会場や五老星のお爺ちゃんらがよく談笑している「権力の間」、「虚の王座」(からのぎょくざ the empty throne)と呼ばれる800年前に世界政府を創造した20人の王たちが独裁の欲を持たない誓いのために作った神聖の部屋などがある。

「虚の王座」にある20本の剣に囲まれた王座には、天竜人や五老星ですら座ることを許されておらず、誰も座らないことが平和の証とされている。

※ゴア王国のステリー王(サボの義理の弟)は欲望まみれの表情でかなり座りたがっていた


マリージョアの入り口からパンゲア城へ向かうまでには、トラベレーターと呼ばれる水平型のエスカレーターがある。

トラベレーターは高度な技術を用いて自動化されているわけではなく、なんと地下にいるたくさんの奴隷たちが人力で動かしている。


かつて冒険家フィッシャー・タイガーは赤い土の大陸をよじ登り、聖地マリージョアを襲撃した。

彼の目的は天竜人に飼われている奴隷たちの解放だった。

このときに解放された奴隷の中には、海賊女帝ボア・ハンコックとその姉妹がいた。


参謀総長サボ率いる革命軍部隊は世界会議開催時にマリージョアへ潜入。

海軍本部大将藤虎&緑牛と激突した。

その後のサボたちの進退は今のところ不明だ。


元王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴはマリージョア内部にある世界を揺るがすほどの国宝の存在を知っている。

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