呪いの王、両面宿儺をその身に宿す『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠二(いたどり ゆうじ)。
この記事では、呪術師としては珍しい根明な虎杖の魅力が感じられるかっこいい名言を7つ紹介させてもらう。
目次
オッサンがカワイイを作っている!!
オッサンがカワイイを作っている!!
(単行本1巻第3話「自分のために」)
呪術高専東京校学長・夜蛾正道(やが まさみち)を初めて見て衝撃を受けた時の虎杖の心の声。
グラサンで暴力団のような雰囲気のオジサンが、UFOキャッチャーの景品にありそうなポテッとしたかわいい人形たち(呪骸)で周囲を固めている様はギャップ萌え必至だ。
好みのタイプはジェニファー・ローレンス
虎杖悠二です!!
好みのタイプはジェニファー・ローレンス
よろしくおなしゃす!!
(単行本1巻第3話「自分のために」)
学長である夜蛾正道にした虎杖の自己紹介。
趣味や出身地、特技などを話すのが一般的な自己紹介だが、さすがは主人公といったところか、虎杖は斜め上を行く。
初対面の同性と打ち解けるのに手っ取り早い方法の1つは好みのタイプや性癖など、異性についての話をすることだ。
自己紹介で他人と差別化を図りたい人にとっておきな名セリフ。
生き様で後悔はしたくない
自分が死ぬ時のことは分からんけど
生き様で後悔はしたくない
(単行本1巻第3話「自分のために」)
学長夜蛾正道に呪術高専に入学を希望した理由を問われた際の返答から抜粋。
両面宿儺の受肉により、これまで身を潜めていた宿儺の指たちが力を解放し顕現(共振)、罪のない一般人を殺めてしまうことを知っている虎杖。
その事実に目を背けて日々を生きていくことは彼の信条に反する。
呪術師は常に死と隣り合わせ、たとえ将来殺されることになるとしても、その日を迎えるまで全力で自分にできることを全うし、後悔のない人生を歩みたいという虎杖の芯の強さが描写されている名シーン。
人を殺したら「殺す」っていう選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ
なんつーか一度人を殺したら
「殺す」っていう選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ
命の価値が曖昧になって 大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い
(単行本3巻第24話「幼魚と逆罰-陸-」)
吉野順平の「呪詛師と戦うことになってもその相手を殺さないのか」という質問に対する虎杖の返答。
どんな悪人だろうと、それぞれ複雑な事情や過去の苦い思い出を抱えて生きているのが人間だ。
できるだけその人の心に寄り添って、痛みを分かち合おうと、分かり合う道を模索する虎杖の心の優しさがあらわれている名言。
ブっ殺してやる
今まで俺の口から出た言葉は全て嘘だったんじゃないかと思えるくらい
腹の底から出た本音
(単行本4巻第27話「もしも」)
東京にやってきてから呪術高専以外で初めてできた友人の吉野順平が、真人の無為転変によって弄ばされ殺されたときの虎杖の怒りのセリフ。
それまで虎杖は呪詛師であっても殺したくない主義でいたが、真人の人の命をなんとも思っていない行いにより堪忍袋の緒が切れた。
通常、呪術師が呪霊を退治する際には「祓う」という表現が用いられるため、「殺す」という言葉の重みがずっしりと感じられる描写となっている。
尻と身長のデカい女の子
強いて言うなら…尻と身長のデカい女の子…かなぁ…ジェニファー・ローレンスとか…
(単行本5巻第35話「京都姉妹校交流会-団体戦②-」)
1級術師・東堂葵(とうどう あおい)に好みのタイプを尋ねられた際の返答。
自分の好みのタイプが明確になっているのもそうだし、常にジェニファー・ローレンスを推す虎杖は一途でかっこいい。
奇しくも自分と全く同じ好みのタイプを持つ虎杖に東堂は最上級のシンパシーを感じ、すぐさま親友認定をした。
小沢じゃん なにしてんの?
あれ小沢じゃん なにしてんの?奇遇〜
(単行本8巻第64話「そういうこと」)
中学の同級生・小沢優子(おざわ ゆうこ)に久々に遭遇した際に放った一言。
落涙必至の名言である。
個人的には虎杖の数あるセリフの中で1番好きだ。
小沢は中学のとき、いわゆるおデブちゃんだったが、卒業してから身長が半年で15cmも伸び、体重も環境の変化によるストレスで激減、モデル体型の美女に大変身を遂げていた。
新宿のファミレスで彼女と虎杖を引き合わせた釘崎は、あまりの見た目の変化に虎杖が小沢だと気づかないで「誰?」と発言するのを恐れたが、虎杖はちゃんと小沢を認識していた。
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