現代最強の術師、五条悟のたった1人の親友・夏油傑(げとう すぐる)。
この記事では、五条悟との関係性が感じられる名言や非術師を心底嫌っていることが伝わるセリフを5つまとめて紹介させてもらう。
一人称「俺」はやめた方がいい
一人称「俺」はやめた方がいい(中略)
「私」最低でも「僕」にしな
(単行本8巻第66話「懐玉-弐-」)
星漿体(せいしょうたい)の護衛任務に向かう前に、五条悟へアドバイスしたときのセリフ。
このとき夏油の一人称は「私」で、五条の一人称は「俺」だったが、百鬼夜行での戦闘で夏油が死んだ後は、五条はこの忠告を聞き入れ一人称を「僕」に変更した。
私達は最強なんだ
私達は最強なんだ
理子ちゃんがどんな選択をしようと君の未来は私達が保証する
(単行本9巻第72話「懐玉-捌-」)
天元様との同化をもし拒んで結果的に天元様と戦うことになったとしても、自分と五条悟がいるから大船に乗ったつもりで自分が心から望む選択をしなさい、ということを天内理子に伝えた言葉。
五条と夏油は互いの実力を他の誰よりも認め合っている仲。
どんな困難や壁が立ち塞がってもそんな私達なら絶対に乗り越えていけるはずさ、という揺るぎない強い自信が感じられる名言だ。
じゃあ非術師を皆殺しにすればいいじゃないですか
九十九「全人類が術師になれば呪いは生まれない」
夏油「じゃあ非術師を皆殺しにすればいいじゃないですか」
(単行本9巻第77話「玉折-弐-」)
特級術師・九十九由基(つくも ゆき)に呪霊の生まれない世界の作り方の概念(原因療法)を聞いた時に、夏油の口から咄嗟にこぼれた一言。
力のない非術師を守るために術師が存在すると疑ってやまなかった夏油だったが、終わりの見えない呪術師としての活動をしているうちに考え方が変わっていく。
九十九との出会いが葛藤を抱えた夏油の決断のトリガーになったことは間違いない。
心の中ではずっと思っていたけれど、誰にも打ち明けられなかった本音をやっと話せて、このとき夏油は胸がすく思いだったんだろうな。
猿は嫌い それが私の選んだ本音
猿は嫌い
それが私の選んだ本音
(単行本9巻第78話「玉折-参-」)
盤星教代表役員・園田茂を集会で見せしめとして殺して、盤星教を乗っ取ったときの夏油の心の声。
ここで言う「猿」とは、非術師のこと。
親友・五条悟とは袂を分かつことになるけれど、「術師だけの世界を作る」という大義のため、夏油は自分の本心に従って生きる道を選んだのだ。
猿の時代に幕を下ろし 呪術師の楽園を築こう
時がきたよ家族達
猿の時代に幕を下ろし 呪術師の楽園を築こう
(単行本0巻第3話「弱者に罰を」)
新宿・京都百鬼夜行の宣戦布告をしに呪術高専東京校へ向かう前に、夏油一派に言い放ったセリフ。
時代の大きな転換点となりそうな予感がする強い言葉だ。
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