ワンピース ネタバレ感想974話「いざ、鬼ヶ島!!」スパイは黒炭〇〇〇〇

ワンピース ネタバレ 感想 最新話 974話

こんにちは、ゆうや(@yuyaphotograph)です!

この記事では、

  • ワンピース最新話の内容を知りたい

  • オロチ側のスパイが誰なのか知りたい
  • カン十郎の本名が気になる
  • ルフィ、ローたちは無事なのか…どこにいったんだ…

という方に向けて、ワンピース最新974話「いざ、鬼ヶ島!!」を振り返っていきます!

ワンピース ネタバレ974話

狂死郎と小紫の作戦

遊郭の一室でまとまったお金が手に入ったことを狂死郎に報告する小紫。

狂死郎はあまり無理して金持ちから金を巻き上げないよう彼女を気にかける。

狂死郎「”血のり”は毎日着物に仕込んでください」

おでんの娘とも知らずに小紫に惚れ込んでいる将軍 オロチ。

父親の仇である男に惚れ込まれてベタベタされることがどれほど苦しく辛いことか。

万が一、オロチの要求が度を越し小紫が我慢の限界になった時は、狂死郎がオロチの眼前で彼女を斬り捨てることをこの時の会話で決めていたよう。

2人の作戦は932話のラストで完璧に成功し、光月日和は晴れて”小紫”から解放されたのであった。

オロチが語るスパイの正体

ルフィたちの討ち入り決行日の数ヶ月前、
内通者からの情報が書かれた手紙で「光月トキの能力で錦えもんら光月家の亡霊たちが20年後の未来に現れた」ことを知るオロチ。

トキの遺言どおりになったことで震え上がっているオロチに対し、あまり信じていない様子のカイドウ。

こいつはな信頼に足る男だ

そう言った後、スパイの素性を詳細に語り出すオロチ。

男がスパイになるまでの一連の経緯はこうだ。

  • 大衆演劇の一座に生まれる
  • 黒炭家への迫害により舞台上で両親を殺害される
  • 舞台で何者かを演じることが全てだった彼は心を失う
  • ワノ国への復讐劇を着々と進めていたオロチと出会う
  • 悪魔の実とともに、本物の光月家の家臣という役割を演じて内通者になることを持ちかけられる
  • 死に場所と演じる大役を欲していた彼は快く承諾しスパイとなる

お前は本物の「光月」として生き…!!

そして誰にも気づかれる事なく
光月として死ね!!

オロチが男に彼の役割を説いたときのセリフだ。

何者かに成りきる事が何よりの褒美で、しかも死に場所を探していた彼のニーズを完璧に満たす提案だということが分かる。

武力では取るに足らないオロチだが、頭は本当にキレッキレで恐ろしい。

頭脳の黒炭オロチ × 武力のカイドウ。

これほど手強い相手はかつていなかったように思える。

あなおそろしや。

 

スパイになった後の男の情報提供がなければ、オロチが莫大な資金でカイドウと組むことも、おでんのカイドウ討ち入りがバレることもなかったのだ。

そして記憶に新しい光月おでんの公開処刑での男の振る舞いについて振り返るオロチ。

男は気味が悪いほどオロチに忠実で、イカれていた。

なんと男は本当の光月家家臣という役に没頭するあまり、おでんらと共に釜茹での刑で死ぬつもりだったのだ!

オロチに止められるまで与えられた役を完璧に演じ続けるその男とは一体なにものなのか…!?

黒炭カン十郎

話は現在へ戻って常影港(とかげみなと)

集合を約束したはずの4万200の同士たちの姿はどこにもなく、用意していた大量の船は破壊され、海は荒れ狂う嵐。

状況は最悪だ。

主君モモの助の制止をおしきり、なんとも弱々しい小舟で鬼ヶ島へ漕ぎ出す赤鞘九人男たち。

刀を振り上げ自分を奮い立たせようと錦えもんはこう叫ぶ。

少数なればこそ!!
潜入し人知れずカイドウの首に刀を突き立てられましょう!!!

命ある限り!!!
諦めはしませぬ!!!

悲痛な叫びだ。
自分たちだけで挑んでも絶対に勝てないと頭では分かっていても、そうでも言わないと絶望でおかしくなってしまうのだろう。

歩みを止めてはいけない。
おでん様とワノ国を開国すると誓った自分たち家臣だけは何があろうと諦めてはいけない。

そんな強い思いが感じられた。

 

我慢の限界がきたお菊はみなが最も触れたくなく、しかしいま彼らが最も触れるべきスパイ問題について話し始める。

光月サイドの人間のみ知る作戦がこれまで何度も外部に漏れていた事実。

さすがの錦えもんも察しがついていた。

光月家家臣の中に、今までずっと苦楽を共にしてきた赤鞘九人男の誰かが内通者であると。

内通者を特定し斬り捨てることでしか自分たちはもう前に進めない。

そう錦えもんに言い寄るお菊だったが、張本人がこの状況で自首するはずがないと答える錦えもん。

 

もうどうしたらいいか分からないと諦め気味の錦えもんに、カン十郎が放った一言で事態は一変する。

菊の言う通りだ!! 錦!! はっきりさせようぞ!!!

おれがそうだって事を!!!

全身に衝撃が走った。このシーンの衝撃は一生忘れられない。

錦えもん含め全員の理解が追いつかない残酷すぎる真実が明らかになった。

みなの気持ちを代弁してお菊がそのわけを聞くとカン十郎はこう言い放つ。

おれの名は黒炭カン十郎!!!

理由はこれでいいか?

理由を聞いたところでもうどうしようもない状況だ。

愕然とする錦えもんらとは対照的に興奮気味のカン十郎。

ビブルカードなしでは決して辿り着けない「ゾウ」にジャックが現れたことなどを含め、これまでおかしな事ばかりだったはず。

なのになぜ身内を疑うという考えがつゆほどもなかったのかと説くカン十郎であった。

 

カン十郎が正体を明かしている間にいつの間にか錦えもんたちの小舟の行く先には、カイドウ軍の軍艦3隻が待ち構えていた。

カン十郎からの知らせを受け赤鞘九人男を海の藻屑とするため来たようだ。

 

怒りの感情のままにカン十郎の首を「ザン!!」と斬り落とす錦えもん。

しかし、胴体だけになったカン十郎は喋り続ける。

困惑する錦えもんに港からモモの助を捕らえたカン十郎の声が届く。

なんと小舟に乗っていたカン十郎は彼が能力で作り出した精巧な絵だったのだ!!

「モモの助を連れて鬼ヶ島に来い」というオロチの命を全うするためのカン十郎の策にまんまとはめられた錦えもんらであった。

ルフィ、ロー、キッド見参

もはや打つ手なし、そう思われた矢先。

消息不明だった麦わらの一味とスペード海賊団、さらにキッド海賊団がどこからともなく姿を現しカイドウ軍の艦隊に牙をむく。

兎丼などで捕まっているはずの最悪の世代のルフィ、ロー、キッドが突然現れ理解が追いつかないカン十郎とカイドウ軍。

錦えもんらが乗る吹けば飛ぶような小舟相手に巨大戦艦でよってかかって沈めようとしているカイドウ軍にルフィがこう一喝。

なに侍の小舟いじめてんだ!?

海は海賊が相手だ!!!

 

ドド ドン!!!

ワンピース 974話感想

ワンピース 974話「いざ、鬼ヶ島!!」、ずっと気になっていたスパイの正体がカン十郎だと分かってかなりの衝撃でした!

しかも絵のクオリティーがほんとは半端なかったのね!!!笑

ものすごく下手くそな絵しか描けないというのもカン十郎という「役」の設定だったとは。

ヒロアカのトゥワイスの能力に似てますね笑

カン十郎さんめちゃくちゃ強いじゃないですか笑

というか、港にモモの助と残っていたしのぶちゃんは何処へ??笑

 

そしてそしてルフィたちが最高にかっこいい登場の仕方で大集合!

ルフィの「海は海賊が相手だ!!」超痺れました!!

ローの潜水艦はしっかり錦えもんらの小舟ごと浮上してくるし!

キラーと2人で兎丼を出ていったキャプテン・キッドも結局共闘ということで嬉しい!!

 

今回の話を読んでから、花の都で狂死郎が小紫を斬り伏せたシーンやオロチの具体的すぎる光月家の復讐妄想話の場面を見直してみたら最初読んだ時は違った読み味で興奮しました!

 

次回ワンピース975話では、カイドウ軍の艦隊をちゃちゃっと料理するルフィたちの戦闘シーンが見れると思うとワクワクが止まりませんね!

決戦の時、迫る!!!

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