『呪術廻戦』 釘崎野薔薇の名言4選 「きっと重油まみれのカモメに火をつけたりするんだわ」

『呪術廻戦』 釘崎野薔薇の名言4選 「きっと重油まみれのカモメに火をつけたりするんだわ」

呪術高専1年の紅一点で芻霊呪法の使い手・釘崎野薔薇(くぎざき のばら)。

この記事では、自分らしく生きることをモットーにしている彼女の芯の強さが感じられる名言を4つ紹介させてもらう。(くすっと笑えるものも含む)

ちょっとアンタ 私は?

釘崎「ちょっとアンタ 私は?」
スカウト「ワタシハ!??」
(単行本1巻第4話「鉄骨娘」)

原宿で通行人にモデルのスカウトをしている男に向けて言い放った言葉。

初登場からエンジン全開で発動された釘崎節に腰を抜かした読者も少なくないだろう。

この言葉をふっかけられたスカウトマンは動揺を隠せず、たじろぎ、挙句の果てに、スカウトを断る側がよく使う「今急いでるんで」という決り文句を口にするに至った。

自分に対する圧倒的な自信と歯に衣着せぬ物言いをする人物だということが描かれており、ヒロインとしての釘崎野薔薇の魅力を初っ端から決定づけたシーンと言える。

きっと重油まみれのカモメに火をつけたりするんだわ

名前だけって…私偉そうな男って無理
きっと重油まみれのカモメに火をつけたりするんだわ
(単行本1巻第4話「鉄骨娘」)

初対面で「伏黒恵」とフルネームのみで自己紹介を済ませた彼へ釘崎が抱いた第一印象。

伏黒の雰囲気を言い得て妙、とまでは言えないが、なんとなく伏黒がそれをやっている姿が想像できるから面白い。

『呪術廻戦』に登場するキャラクターは皆、言葉選びにセンスを感じるが、その中でも特に独特の感性で放たれる釘崎のセリフは群を抜いて病みつきになる。

釘崎視点の全キャラクターの第一印象まとめなんかがあったら最高だ。

懸けられるわ 私が私であるためだもの

懸けられるわ
私が私であるためだもの
(単行本1巻第5話「はじまり」)

「田舎が嫌で東京に住みたかった」から呪術高専への入学を決めたという釘崎に対し、虎杖が「そんな理由で命懸けられんの?」と尋ねた際の彼女の返答。

呪術師は常に死と隣り合わせの非常に危険な仕事だ。

今日死ぬかもれしないし、明日呪霊に負けて殺されるかもしれない過酷な世界。

それが分かっていても彼女は呪術高専へ入り呪いを学ぶことを選んだ。

なぜなら、故郷の村にいるよりかは遥かにましだったから。

故郷の村人たちは、釘崎が小1のときに東京から引っ越してきた大切な友だちの沙織(さおり)ちゃんを「田舎者を馬鹿にしている」と決めつけて迫害した。

固定観念に囚われ、その人自身を見ようともせず、未知の存在を排除する、そんな村の雰囲気が嫌で嫌で仕方がなかった釘崎。

本音を隠して、仲間はずれにされないように周りの意見に合わせて過ごす。

それは自分を殺して生きること、死んでいるのも同然の状態だ。

自分らしく生きることがモットーの釘崎がそれを耐えられるはずもない。

「ありのままの自分でいられない日々の環境に息苦しさを覚えているならば、そんな環境捨てて別の場所で0から人生をやり直そう」ということを教えてくれる名言。

つまり そういうことね!?

釘崎「優子それって…つまり そういうことね!?」
優子「はい!!そういうことです!!」
(単行本8巻第64話「そういうこと」)

虎杖の中学の同級生・優子(ゆうこ)に新宿で声をかけられ、色々と話をしているうちに彼女が虎杖に思いを寄せていることに気づいたときに放った名セリフ。

このセリフを言ったときの釘崎の表情の渋さと言ったらそりゃあもう。

この後、なんとか優子の恋を成就させようと、自分よりも虎杖に詳しいと思われる伏黒を召喚するときに電話をかける釘崎の敏腕刑事さながらの表情にも注目だ。

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