前話269話「魔法が使えないヤツ」では、アスタが「死突」を彷彿させる突きをリーベにお見舞いした!
アスタはただの魔法が使えないヤツではなく、たくさんの猛者と戦ってきた魔法が使えないヤツ。それを己の剣技で証明してみせた。
従魔の儀はアスタの勝利で決着したのか?
アスタを待ち受ける新たなる試練とは?
ブラッククローバー最新話270話「二人」をネタバレありの感想とともに振り返る!
目次
ブラッククローバー270話ネタバレ
従魔の儀はアスタの勝利!結ぶのは対等な契約?
これは従魔の儀じゃない!友魔だ友魔!
渾身の一撃をお見舞いしたアスタは勝利宣言と共にリーベに刀を突き立てる。
どうやらリーベは己の負けを認めたようで、アスタの勝利が確定!リーベの首に地面から突如出現した鎖が数本巻き付く。
従魔の儀の準備が整ったことを告げるナハトは淡々と「悪魔と完全優位に契約を結ぶ」ようアスタに言うが…
アスタ「オレと友達になろうぜ!!!」
ナハトは真顔、リーベは唖然としている。
アスタはナハトが推奨する完全優位ではなく、対等な契約を結ぼうというのだ。
自分がここまで戦ってこれたのはリーベの力のおかげであり、長い間ずっと一緒にいたのにも関わらずリーベのことは何も知らない。だから友達になって互いの理解を深めていきたい。そんな思いから来る友達になろうぜ発言。
そんなアスタの考えを聞いたナハトは「悪魔が言うことを聞くとは限らないし、そんな契約はメリットがない」と冷めた表情で諭す。
しかし実際にリーベと戦ったアスタには分かっていた。口では「殺す殺す」と言っていたけれど、リーベに人は殺せないということを。そして誰かのために憎んだり悲しんだり出来る優しい心を持ったヤツだということを。
アスタとリーベはリチタの愛する息子
オレと悪いヤツらぶっ倒そーぜ!! 二人で!!
そう言ってアスタはリーベに握手を求める。アスタはヤミ団長を救うため、リーベはリチタの仇を討つために。倒したい相手は2人とも上位悪魔。
手を差し伸べられたリーベはそんなアスタのキリッとした笑顔を見て、かつてリチタに「リーベ」という名前をつけてもらった日のことを思い出す。
そして確信する。
コイツはやっぱり…
リチタの子供だ
予想的中、リチタはアスタの実の母親だったのだ!これを運命と呼ばずしてなんと呼ぼう。リチタはリーベを息子のように可愛がり共に時を過ごした(今際の際、息子と呼んでいた)。リーベにとって血の繋がりはなくとも、アスタはもはや兄弟と呼べる存在に近いのではないだろうか。
リチタの息子二人が互いに協力し合い世界の危機を救う。そんな未来も近い。
アスタとリーベが握手した瞬間、まばゆい光があたりを照らしたかと思うと、「契約完了」を知らせる紋章がそれぞれの腕に刻まれた。
立ちはだかる黒の暴牛副団長。アスタの修業は次なるステージへ!
正しい人間が報われるとは限らない
だから強くなれ
悪魔と対等な関係を保つという前代未聞の契約に少々呆れながらも、ナハトはアスタの選択を肯定する。
ナハト「君は正しい」
このときのナハトの表情はこれまでにない笑顔だったが、同時にどことなく哀愁が漂っていて彼の暗い過去を暗示しているかのようでもあった。
ナハトは続いて、契約している悪魔の1体を顕現させたかと思うと、
ここからが君がいうところの”修業”の本番だ
君達二人でオレを倒してみろ…!!
そう言って、悪魔と一体化!その姿はまるで、はどうポケモン・ルカリオ黒バージョン。先程までの穏やかな表情とは一転して凍てつくような殺意を感じる目つきをしている。
アスタがリーベとの従魔の儀を成功させ、契約完了に至ったブラッククローバー270話。
アスタの母親がルチフェロに殺されたリーベの愛するリチタだということが判明したことも衝撃的だった。
悪魔の力を完全に使いこなす黒の暴牛副団長・ナハトを相手にアスタとリーベコンビはどう対抗するのか?
次回ブラッククローバー271話も目が離せない!!
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