こんにちは、ゆうや(@yuyaphotograph)です!
本記事では、ワンピース 970話「おでんvsカイドウ」の感想をネタバレありでご紹介します。
前回の969話「バカ殿」ではおでんのオロチ討伐が失敗に終わり、おでん帰還から5年が経ち、ヒョウ五郎がカイドウに捕らえられ、とうとう我慢の限界が来たおでんがカイドウ討伐を決意するところまで進みました!
今回は表題にもある通り「おでんvsカイドウの戦いが一体どんなものだったのか、なぜおでんは負けたのか?」が気になるポイントですね!
それでは見ていきましょう。
べべん。
目次
ワンピースネタバレ970話「おでんvsカイドウ」あらすじ
今回の970話「おでんvsカイドウ」は、ざっとこんな感じの内容でした!
※「忙しくてじっくり時間が取れないからあらすじだけ知りたい!」という方のために(^o^)
- 新しく建ったばかりの屋敷で酒をのんで寝ているカイドウを倒しに行こうと思っていたおでんだったが、どうやらスパイがいたらしく討ち入りの情報が筒抜きだったことでカイドウ軍が兎丼に集結し待ち構えていた
- 5年前、カイドウとオロチがおでんに嘘をついていたことがわかった
- なぜなら当時カイドウサイドの体制が整っておらず、おでんとヒョウ五郎が組んで挑んで来たら分が悪いと予想したから
- 5年前、おでんが約束を交わさず戦っていたら多くの犠牲者が出ていたという
- やはり、おでんが約束を守ったことで皆が守られていたのだという
- おでんにトキとモモの助、日和の護衛を託された康イエがおでん城に到着する
- 光月の再興を願っていた忍者 しのぶがおでんらに加勢する
- おでん、赤鞘九人男、しのぶの計11人が相手にしたカイドウ軍は100倍の千人だった
- 想像を遥かに超えた光月おでんの強さがあって戦いは長期戦にもつれ込んだ
- 部下たちから無敵と言われているカイドウにおでん二刀流 桃源十拳が炸裂、カイドウは致命傷を負う
- すかさずトドメを刺そうとするおでんだったが、黒炭ひぐらしがマネマネの実の力で化けたモモの助が助けを求める声に一瞬スキができ、そこをカイドウに一撃食らわされダウンした
- おでんがやられたことで一気に形勢はカイドウ軍に傾き、アシュラ童子が火災のキングに倒されるなどしておでん軍は敗北した
- 戦場となった兎丼の深い森は戦いで発生した炎でひどく燃えた
- おでんと赤鞘九人男らは花の都で投獄された
- おでんらと共に戦ったしのぶは、おでんの機転の効いた優しさで一人捕らえられずにすんだ
- そして、10名の侍達は将軍への謀反の罪で3日後に「釜茹での刑」が決まったのであった
ワンピースネタバレ970話「おでんvsカイドウ」感想
画像は随時追加します!
周到すぎるカイドウ軍に戸惑うおでん
ルフィらと同じくおでんもまた、鬼ヶ島で酒を飲んで油断しているカイドウをぶった斬る算段だったようですね笑
しかししかし、これまた優秀な「スパイ」の仕業でおでんたちが鬼ヶ島へ攻めてくることが筒抜けだった様子。
九里から一直線で鬼ヶ島へ向かった時に必ず通りかかる「兎丼」の地でカイドウ軍はおでんたちを待ち構えていたわけです(汗)
誰だよ…裏切り者のスパイは…!!!
戦争において持つべきは優秀なスパイなんだなと再認識させられました笑
分が悪いと踏んだカイドウとオロチはウソをついた
5年前、おでんがオロチの屋敷に討ち入った時、オロチとの間に交わした約束は全部ウソっぱちだったことをおでんが問い詰めます!
ここではその「約束」の具体的な内容は残念ながら明かされませんでしたが、カイドウの「あの時 お前が何の犠牲にも動じねェ…前評判通りのイカれた男だったなら…」「だがお前は誰も傷つかねェ方法を選んだ」という言葉から、おでんがオロチ&カイドウの悪行を見過ごしてバカ踊りを続けていれば罪のない民たちが犠牲になることはない的な内容だったのではないでしょうか。
ということは、おでんが討ち入った時にオロチだけでなくカイドウも城の中でおでんと対面していたんですかね。
カイドウと話す時のおでんの様子がどうも初対面とは思えない会話のキャッチボールだったのでそう思いました。
ルフィが初めてカイドウを見た時はおでん城跡ごと仲間たちを吹き飛ばされてめちゃくちゃ怒り狂ってましたからね笑
ではなぜ、カイドウらは分が悪いと思ったのか。
それはひとえに、カイドウ軍のワノ国での体制が万全ではなかったことと、おでんが仲のいいワノ国の裏の顔、花のヒョウ五郎と手を組んで攻め入ってきたら一溜まりもないと予測したからだったんです。
あと5年早ければ…なーんて歴史にもしもはないのに思っちゃいましたね笑
というかヒョウ五郎の全盛期ってカイドウが脅威に感じるほど強かったんですかね笑
いまちょうどアニメでは兎丼の囚人採掘場で超腰が低いヒョウ五郎になってるので全然想像つきません笑
おでん軍vsカイドウ軍始まる
「話を未来へ進めようぜ」というおでんの言葉を皮切りにおでん軍vsカイドウ軍の大戦争が始まります!
白ひげ海賊団、ロジャー海賊団での冒険で鍛え上げられたおでんの強さと康イエの「ワノ国の守護神となれ」という言葉で日々鍛錬を積んできた赤鞘九人男の強さは「これが”侍”!!? 強すぎねェか!?」とカイドウ軍を怖気づかせるほどのものでした。
大将おでんを先頭に一点突破でカイドウ軍を蹴散らしていく赤鞘九人男かっこよすぎました…!!!
雑魚兵がいくら群がった所で本物の強さを持った侍には到底太刀打ちできないということは嬉しいですが、なにせ数が多すぎますカイドウ軍…笑
康イエの護衛
一方、そのころおでん城ではおでんの依頼を受けた康イエ一行が到着!
万が一、以前のようにカイドウの刺客が襲ってきた時に跡継ぎであるモモの助、妹の日和、そして妻 トキを守るために馳せ参じた康イエ殿、頼もしい…!!!
まだ幼いモモの助と日和は父が一世一代の戦いに身を投じている中ですが兄妹揃って楽しそうな様子で、日和が飛び蹴りをモモの助にお見舞いしているのはとても微笑ましかったです笑
「もしおでんが敗けた時はこの国は終わる!!」
険しい表情でそう言う康イエと「もう覚悟はできています」という表情を浮かべるトキが印象的なシーンでした。
茨の道にしのぶが参戦
くの一 しのぶがおでん軍に加わります!
どうやら幼少の頃、スキヤキ将軍に仕えていた時におでんと面識があったようで、オロチが跋扈した後も「黒炭家ではなく光月家の治めるワノ国」を願って花の都に仕えていたそう。
しかし、光月家の忍者軍、その主「福ロクジュ」がおでんに愛想を尽かしオロチに寝返ったことを機に城にいられなくなったようでですね。
独特な「わたす」という一人称は相変わらずですが、当時はナミとプリンちゃんを足して2で割ったようなとびきり可愛い顔面だったことに今週もまた驚きました笑
「しのぶがスパイなのでは?」と考察している記事を以前ちらっとみかけましたが、今回のやり取りを見るからには、しのぶは赤鞘九人男と同じくらいの忠誠心を光月家に誓っていたことが伺えたのでスパイであってほしくはないなと思いました。
同じく忍者の雷ぞうは「こっちは茨の道だぞ しのぶ!!」と彼女の身を案じる一言をかけましたが、しのぶちゃんの意思は固いようで「お供します!!!」と気持ちのいい返事をしていてしのぶ最高だなとなりました笑
カイドウ軍1,000 vs おでん軍11
麦わらの一味がホーディ・ジョーンズの新魚人海賊団と戦った時の「10万 vs 10」を彷彿させる数字が出てきました。
おでん、錦えもん、雷ぞう、菊之丞、イヌアラシ、ネコマムシ、傳次郎、アシュラ童子、カン十郎、河松、しのぶ。
vs
カイドウ、その他部下。ですね。
冷静に考えてこの少人数で戦えている事実に「いや、侍、強すぎ、精鋭揃いすぎィ……!!!!」と興奮しました笑
あと気になったのが、ルフィは10万人中半分の5万人を持ち前の覇王色の覇気で気絶させていましたが、おでんも覇王色の覇気で何百人か気絶させなかったのかなと笑
個人的にはおでんの覇王色の覇気がバッタバタとカイドウの雑魚兵を気絶させるシーン見たかったのです笑
また、シルエットだけですが災害と呼ばれる幹部の「疫災のクイーン」「火災のキング」の姿が確認できました。
「旱害のジャック」は当時まだカイドウ一味には入ってなかったようですね。昔は自分の海賊団を持っていてカイドウと戦って敗けて仲間になったとかは有り得そうですね。
おでんはおそらく彼らとは戦っていないでしょうね、赤鞘九人男が苦戦しているのは無理もないですよね笑
おでんvsカイドウ 決着
グランドライン、新世界の冒険で何倍にも強くなったおでんの強さは、カイドウの想像を遥かに超えていたようで戦いは長期戦となりました。
戦況を大きく変えたのはおでんの一撃でした!
「斬りてェのはお前の首一つ!!」
と言ったおでんは空飛ぶカイドウ目掛けて大技「おでん二刀流 桃源十挙」(とうげんとつか)を食らわせます…!!!!
最強生物 カイドウの胸元に☓マークの傷跡をつけた桃源十拳、強すぎる…!!!
あーかっこよかった笑 アニメでどんな風に描写されるのか今から楽しみですわ笑
もしゾロが黒刀使いになることができた暁には、おでんと同じ感じでカイドウをぶった斬るんでしょうね!
その時の技名は「三刀流 奥義 桃源十拳」とかだとすごくエモい笑
一撃必殺「桃源十拳」で地上に落っこちたカイドウにトドメを刺そうと斬りかかるおでんでしたが、、、まさかのまさかの。
カイドウの部下に捕らえられ今にも首チョンパされそうなモモの助の姿が…!!!
「モモ…」と一瞬そちらに気を取られたその瞬間でした。
ガン!!!
鈍い音が戦場に響き渡ります。
立ち上がったカイドウが金棒で一振り!
もろにその攻撃をくらったおでんは倒れまいとするも長時間続いた戦闘での疲労も相まってその場で気を失ってしまいます…
おでん城でトキと一緒に留守番をしていたはずのモモの助がなぜ戦場に…
その謎はすぐに解けました。モモの助は偽物でマネマネの能力で化けた黒炭ひぐらしだったのです…
くっそォ…!!!! あのババアさえいなければおでんがワノ国の英雄になるところを見られたのに…と心底ショックでした!
総大将おでんが倒れた後は、一気に総崩れとなりおでん軍は敗北を喫します。
ふと頂上戦争で白ひげが崩れた時、一気に形勢が海軍に傾いた時のことを思い出しました。
戦争において最も重要なのは総大将その人ですからね、それが倒れたらイコール敗北です。
おでんらの処罰は「釜茹での刑」
おでんの優しさで捕らえられずに済んだしのぶを除いて、10名の侍たちは将軍への謀反の罪で花の都に投獄されます。
しのぶを逃したおでんの優しさは以前、ルフィがコビーをかばった時の行動を彷彿させましたね。
捕らえられずに済んだしのぶはおでんの恩に報いるためそれから20年間ずっと頑張ってきたのでしょうね(泣)
父おでんが処罰されるとはつゆ知らず、モモの助、日和は目を輝かせて父の帰りを待っていて心が痛みました。
康イエも静かに処罰が決まるのを待っている様子で「これからどうすべきか」を考えているようにも見えました。
ワノ国の民衆たちはおでんたちがワノ国の未来のために悪逆無道のカイドウ軍と戦っていた事情は知らないため、「毎週の裸踊りはもう見れないのか」と不謹慎なことをぬかしています。真実を知った後の彼らの心情の変化が楽しみです。
極悪なる10名の侍達は
3日後!! 大衆の面前にて!!
「釜茹での刑」に処す!!!
(ONEPIECE 970話から引用)
おでんらの処罰の内容が決まり、970話は終了!
ただただ悔しい、無念といった表情を浮かべる10人の侍達。
おでん以外は処刑をまぬがれることが分かっているので処刑でも何か一波乱ありそうです。
まとめ
以上、ワンピース 第970話「おでんvsカイドウ」のネタバレ感想をお送りしました。
正々堂々勝負しろよォ!!!
と叫びたくなるカイドウ&オロチのズルさ加減に正直腹が立ちました。
次回ワンピース971話ではおでんの公開処刑までが描かれるのでしょうね…(泣)
次号ジャンプではワンピース休載ということなので971話は再来週までおあずけですね。
ワンピースネタバレ記事一覧
968話 | 969話 | 970話 | 971話 | 972話 |