こんにちは、ゆうやです!
本記事では、フランキーの兄弟分、セニョール・ピンクの名言・名シーンまとめをお送りします。
目次
セニョール・ピンクとは?
- 懸賞金:5,800万ベリー
- 悪魔の実:スイスイの実
- 誕生日:6月12日
- 年齢:46歳
- 身長:244cm
- 声優:山路和弘(やまじ かずひろ)
- 登場した編:ドレスローザ編
ドンキホーテファミリーの幹部の1人で、壁や地面を自由自在に泳ぐことができる「遊泳自由人間」。
ドレスローザ編では、「SMILE工場」を守るため、麦わらの一味で船大工のフランキーと熱い男の戦いを繰り広げた。
「フランキーアイアンBOXING」を食らっている最中に描かれた、妻 ルシアンと息子 ギムレットとの回想シーンは、たった8ページとは思えないほど感動的な話で、ドレスローザ編の中で5本の指に入るであろう号泣シーンだ。
現在は主君であるドフラミンゴとともに、インペルダウンへ投獄されているはずだが、どの層に収容されているかは明らかにされていない。
個人的にはMr.2 ボンクレーと肩を並べるほど、かっこいい生き様のキャラクターだと思っている。
いつの日か、フランキーとセニョール・ピンクが酒場で語り合うシーンが拝めたら最高だ。
*「ネコ耳パンチ」「おむつ爆弾」など変態ちっくな技名が多い
ニャンニャンスープレックス
セニョール・ピンクのメイン技。
スイスイの実の力で地面を泳いで相手の背後に忍び寄り、腰のあたりをがっしり掴んで地面へ思いきり叩きつける!
相手は頭から地面へ叩きつけられる、パワープレイだ。
フランキーはこの技をなんと30回もくらっていた。
くらったというか、避けられるのにわざと全て受けていたのだ。
なぜなら、フランキーはセニョール・ピンクを「骨のある男」だと認めていたから。
セニョール・ピンクの全攻撃を受けきって勝つことがフランキーの最大限の尊敬の現れだったのである。
ニャンニャンはどうかと思うけど笑
このまま飛べば”ルシアン”に会えるのに
今日は悪い空だが
このまま飛べば”ルシアン”に会えるのに
“ギムレット”って息子もいるんだ(ONE PIECE 775話「ルシアンに愛を込めて」)
フランキーに最期の大技を仕掛けた時のセニョール・ピンクの空中でのつぶやき。
読者は「ルシアンとギムレットって誰?セニョールとの間にいったい何があったの??」となるが、そのすぐ3ページ後、彼の回想シーンの幕開けと共に謎が解ける。
回想シーンを読み終わって再度、読んでみるとじわっとくるものがあるはずだ。
キミに出会った日も…キミが笑わなくなった日も
そうだったなルシアン…!!
キミに出会った日も…
キミが笑わなくなった日も
こんなどしゃぶりの…
夜だったっけ…(ONE PIECE 755話「ルシアンに愛を込めて」)
最期の大技「ニャンニャンスープレックス ベビーバスター」をくらってもなお立ち上がったフランキーにセニョールは負けを認める。
約束通り、フランキーの最期の技「フランキーアイアンBOXING」を仁王立ちで受けるセニョールは今は亡き最愛の妻 ルシアンと出会った日のことを思い返していた。
初めて読む時はこのセリフで泣くことはおそらくないが、後の回想を読んでからまた戻ってこのセリフと対峙すると、あふれる涙を止められないだろう。
フランキーの猛攻を「どしゃ降り」と例えるところもエモくて好きだ。
君を失いたくなくて…!!おれはウソをついたんだ!!!
おれなんかに出会いさえしなければ 君は…!!
君を失いたくなくて…!!
おれはウソをついたんだ!!!(ONE PIECE 755話「ルシアンに愛を込めて」)
大の海賊嫌いのルシアン。
海賊であるセニョール・ピンク。
本当の職業を言えば、彼女に嫌われてしまう。
そう考えたセニョールはルシアンに職業を聞かれた時、とっさに「銀行員」とウソをつく。
結婚、息子 ギムレットを授かるところまではトントン拍子で進み幸せな日々を過ごしていたセニョール・ピンク。
しかし、順風満帆な3人の暮らしはある日突然、終わりをとげることになる。
息子 ギムレットが高熱で死んでしまうのだ。
運が悪いことに熱を発症した時、セニョールは1週間程度家を留守にしていた。
夫の行方を知ろうと、ルシアンは勤め先と聞いていた銀行に問い合わせする。
その結果、セニョールがつき続けていたウソがばれてしまい、、、
あなたみたいな社員はいないって!!
あなた一体何の仕事をしてるの!?
こうルシアンに問い詰められるのであった。
カッとなった彼女は、どしゃぶりの雨の中、セニョールの制止も聞かず家を飛び出す。
そしてなんと運悪く、土砂崩れの下敷きになったルシアンは命こそあったものの、植物状態になってしまうのだ。
セニョールが本当は海賊なのに「銀行員」とウソをついたのは、ルシアンとずっと一緒に居たかったから、ただそれだけだ。
たしかに彼と出会わなければ、ルシアンはどしゃぶりの中、飛び出していって土砂崩れに遭うことはなかったかもしれない。
けれど、セニョールと出会って結婚して、かわいい子どもまで生まれて、ルシアンはセニョールに出会えて本当に幸せだったと思うのだ。
この服を着ているときだけ…キミが微笑んでくれるから……!!
おれにとっては……どんな高価なスーツより
値打ちがあるんだよこの服を着ているときだけ…
キミが微笑んでくれるから……!!(ONE PIECE 755話「ルシアンに愛を込めて」)
植物状態になったルシアンになんとか一度だけ、もう一度だけ笑ってほしくてセニョールがとった行動がものすごく、とんでもなく泣けた。
その作戦とは、息子 ギムレットが着ていたボンネットを身にまとって、おしゃぶりをくわえること。
どんなに話しかけても笑ってくれなかったルシアンが唯一反応を見せたのが、その格好をしていたときだったのだ。
それからというものの、セニョール・ピンクは病院の医師たちに気味悪がられようと、街の人達に変態よばわりされようと、堂々とギムレットの格好をし続けた。
なぜなら、その格好をしているときだけ愛する ルシアンが微笑んでくれるから。
*775話「ルシアンに愛を込めて」はワンピース77巻に収録されています
まとめ
以上、セニョール・ピンクの名言・名シーンまとめをお送りしました。
正直、ルフィ vs ドフラミンゴの戦いよりもセニョール・ピンク vs フランキーのほうが燃えた、という方は多いのではないでしょうか?笑
少なくともぼくはそうでした!
この記事を書くために、久々に77巻を読み返したんですが、本当にいい話すぎて、コメダ珈琲にいたにもかかわらず涙腺崩壊ギリギリでした笑
セニョールのような渋くてハードボイルドなおっさんたちがたくさん登場するのがワンピースの1つの魅力かなと思います。
フランキーとの再会は本当に心待ちにしているので、おだっち何卒!!
「他のキャラクターの名言・名シーンも見たい!」
という方は以下の記事にも目を通してみてください〜
ワンピース ワノ国編の名言・名シーンまとめ