直木賞・本屋大賞W受賞作『蜜蜂と遠雷』で知られる作家・恩田陸さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全73冊を時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。
単行本最新刊は『薔薇のなかの蛇』
■あらすじ
変貌する少女。呪われた館の謎。
「理瀬」シリーズ、17年ぶりの最新長編!英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。
可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。
正統派ゴシック・ミステリの到達点!
(Amazon商品説明より)
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2021年5月26日 |
定価 | 1,870円 |
恩田陸の過去作品一覧【時系列降順】
- 2021年5月『薔薇のなかの蛇』
- 2021年2月『灰の劇場』
- 2020年11月『日曜日は青い蜥蜴』
- 2020年8月『スキマワラシ』
- 2020年2月『ドミノin上海』
- 2019年11月『歩道橋シネマ』
- 2019年10月『祝祭と予感』
- 2017年6月『おともだち できた?』
- 2017年3月『錆びた太陽』
- 2017年2月『失われた地図』
- 2017年2月『終りなき夜に生れつく』
- 2016年12月『八月は冷たい城』
- 2016年12月『七月に流れる花』
- 2016年9月『蜜蜂と遠雷』
- 2016年3月『タマゴマジック』
- 2015年9月『消滅』
- 2015年5月『ブラック・ベルベット』
- 2015年3月『EPITAPH東京』
- 2014年7月『かがみのなか』
- 2013年12月『雪月花黙示録』
- 2013年1月『夜の底は柔らかな幻』
- 2012年12月『私と踊って』
- 2011年11月『夢違』
- 2011年5月『隅の風景』
- 2011年2月『作家の口福』
- 2010年8月『土曜日は灰色の馬』
- 2010年1月『私の家では何も起こらない』
- 2009年6月『六月の夜と昼のあわいに』
- 2009年5月『メガロマニア』
- 2009年5月『訪問者』
- 2009年1月『ブラザー・サンシスター・ムーン』
- 2008年9月『きのうの世界』
- 2008年7月『不連続の世界』
- 2008年2月『猫と針』
- 2007年12月『いのちのパレード』
- 2007年7月『木洩れ日に泳ぐ魚』
- 2007年3月『朝日のようにさわやかに』
- 2006年11月『中庭の出来事』
- 2006年3月『チョコレートコスモス』
- 2006年1月『エンド・ゲーム』
- 2005年10月『ネクロポリス』
- 2005年6月『蒲公英草紙』
- 2005年4月『小説以外』
- 2005年4月酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記
- 2005年2月『ユージニア』
- 2004年9月『夏の名残りの薔薇』
- 2004年7月『夜のピクニック』
- 2004年6月『Q&A』
- 2004年4月『禁じられた楽園』
- 2004年3月『黄昏の百合の骨』
- 2003年11月『クレオパトラの夢』
- 2003年9月『まひるの月を追いかけて』
- 2002年12月『蛇行する川のほとり』
- 2002年12月『ねじの回転』
- 2002年10月『ロミオとロミオは永遠に』
- 2002年4月『劫尽童女』
- 2002年2月『図書室の海』
- 2001年12月『黒と茶の幻想』
- 2001年7月『ドミノ』
- 2001年2月『MAZE』
- 2000年12月『ライオンハート』
- 2000年10月『puzzle』
- 2000年8月『上と外』
- 2000年7月『麦の海に沈む果実』
- 2000年7月『ネバーランド』
- 2000年3月『月の裏側』
- 1999年11月『木曜組曲』
- 1999年11月『象と耳鳴り』
- 1997年10月『光の帝国』
- 1997年7月『三月は深き紅の淵を』
- 1994年11月『不安な童話』
- 1994年4月『球形の季節』
- 1992年7月『六番目の小夜子』