町田そのこの新刊情報|過去作品も一覧で紹介

2021年本屋大賞受賞作『52ヘルツのクジラたち』で知られる作家・町田そのこさんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全7冊を時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。

単行本最新刊は『星を掬う』

星を掬う書影画像

■あらすじ

小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。
その後、私は、母に捨てられた――。

ラジオ番組の賞金ほしさに、ある夏の思い出を投稿した千鶴。
それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る恵真だった。
この後、母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、記憶と全く違う母の姿を見ることになって――。(Amazon商品説明より)

出版社中央公論新社
発売日2021年10月18日
定価1,760円
Amazon楽天
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町田そのこの過去作品一覧【時系列降順】

「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。

  • 『コンビニ兄弟 2』(12/23発売予定)
  • 『星を掬う』
  • 『コンビニ兄弟』
  • 『52ヘルツのクジラたち』
  • 『うつくしが丘の不幸の家』
  • 『ぎょらん』
  • 『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』
  • 2021年12月
    『コンビニ兄弟 2』
  • 2021年10月
    『星を掬う』
  • 2020年8月
    『コンビニ兄弟』

    ■あらすじ
    あなたの心、温めます。
    九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その名物店「門司港こがね村 店」で働くパート店員の日々の楽しみは、勤勉なのに老若男女を意図せず籠絡してしまう魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察すること。
    なぜなら今日もまた、彼の元には超個性的な常連客(兄含む)たちと、悩みを抱えた 人がやってくるのだから……。
    コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説。

  • 2020年4月
    『52ヘルツのクジラたち』

    ■あらすじ
    「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」
    自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
    孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。

  • 2019年11月
    『うつくしが丘の不幸の家』

    ■あらすじ
    築21年の三階建て一軒家を購入し、一階部分を店舗用に改築。美容師の美保理にとって、これから夫の譲と暮らすこの家は、夢としあわせの象徴だった。
    朝、店先を通りかかった女性に「ここが『不幸の家』だって呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われるまでは――。
    わたしが不幸かどうかを決めるのは、他人ではない。
    『不幸の家』で自らのしあわせについて考えることになった五つの家族をふっくらと描く、傑作連作小説。

  • 2018年10月
    『ぎょらん』

    ■あらすじ
    死者が最期に遺す、赤い珠。それがもたらすのは、救いか、それとも苦しみか――。
    人が死ぬ瞬間に生み出す珠、「ぎょらん」。それを噛み潰すと、死者の最期の願いが見えるという――。
    十数年前の雑誌に一度だけ載った幻の漫画、『ぎょらん』。そして、ある地方の葬儀会社で交錯する「ぎょらん」を知る者たちの生。果たしてそれは実在するのか?
    R-18文学賞大賞受賞の新鋭が描く、妖しくも切ない連作奇譚。

  • 2017年8月
    『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』

    ■あらすじ
    世界が変わるほどの恋、すべてが反転する秘密。大胆な仕掛けに満ちた、選考委員激賞のデビュー作!
    とれた差し歯が思い起こさせるのは、一生に一度の恋。もう共には生きられない、あの人のこと――。
    選考委員の三浦しをん、辻村深月両氏が共に大絶賛!
    第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞作をはじめ、どんな場所でも必死に泳いでいこうとする5匹の魚たちを、とびきり鮮やかな仕掛けで描いたデビュー作。