木皿泉の新刊情報|過去作品も一覧で紹介

2014年本屋大賞第2位の『昨夜のカレー、明日のパン』で知られる作家・木皿泉さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全22冊をあらすじ付きの時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。

単行本最新刊は『木皿食堂4 – 毎日がこれっきり』

毎日がこれっきり書影画像

■あらすじ
脚本家、そして小説家として、その世界に触れた者をたちまち虜にする夫婦ユニットの創作者、木皿泉。
何気ない夫婦のやり取りからこぼれ落ちるコトバは、日常に風穴を開け、そこに新たな色を流しこむ。

木皿ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で連続ドラマ初主演を果たした亀梨和也(KAT-TUN)との対談も収録。
人気エッセイシリーズ第四弾!
(Amazon商品説明より)

出版社双葉社
発売日2021年3月17日
定価1,540円
Amazon楽天
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木皿泉の過去作品一覧【時系列降順】

「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。

  • 『木皿食堂4 – 毎日がこれっきり』
  • 『くらげが眠るまで』
  • 『ぱくりぱくられし』
  • 『カゲロボ』
  • 『Q10 2』
  • 『Q10 1』
  • 『さざなみのよる』
  • 『木皿食堂3 – お布団はタイムマシーン』
  • 『木皿食堂2 – 6粒と半分のお米』
  • 『道草(袖ふりあう人々篇)』
  • 『道草(浮世は奇々怪々篇)』
  • 『道草(平田家の人々篇)』
  • 『道草(愛はミラクル篇)』
  • 『すいか 2』
  • 『すいか 1』
  • 『ハル』
  • 『木皿食堂』
  • 『昨夜のカレー、明日のパン』
  • 『Q10 シナリオBOOK』
  • 『二度寝で番茶』
  • 『野ブタ。をプロデュース シナリオBOOK』
  • 『すいか シナリオBOOK』
  • 2021年3月
    『木皿食堂4 – 毎日がこれっきり』
  • 2019年11月
    『くらげが眠るまで』

    ■あらすじ
    年上なのに頼りないバツイチ夫のノブ君と、しっかり者の若オクサン・杳子の二人きりの楽しい生活。時には前の奥さんとの思い出を間違えて口にして暗雲立ち込めたり、突然お義姉さんが訪ねてきたり…二人にとってはドタバタだけど、そこには、暗い夜道にポッと浮かんだ我が家の明かりのようなあたたかさが溢れている―。幸せな笑いに満ちた、木皿泉の初期傑作コメディ!

  • 2019年8月
    『ぱくりぱくられし』

    ■あらすじ
    「木皿ドラマ」の台詞の数々はどのように生まれたのか―― 伝説のドラマ「すいか」に通じる幻のデビュー作「け・へら・へら」シナリオも収録。

  • 2019年3月
    『カゲロボ』

    ■あらすじ
    カゲロボというものがいるらしい―。学校で、職場で、病院で、家庭で、街角で、カゲロボは私たちをずっと見守っていてくれるのだろうか?それとも、罰するためにいるのだろうか?ささやかな「罪」と「赦し」の物語。

  • 2019年2月
    『Q10 2』

    ■あらすじ
    Q10(キュート)と平太の前に、彼女の秘密を知る月子が現れた。Q10がやってきた理由など、全ての秘密を聞かされた平太は、言われるがままQ10のリセットボタンを押してしまう。そのまま月子に連れ去られたQ10に、もう一度会いたいという平太の願いは叶うのか。巻末には80年後のQ10を描いたオマケも収録。

  • 2019年2月
    『Q10 1』

    ■あらすじ
    「僕が恋した転校生はロボットだった。」平凡な高校3年生・深井平太は、ある日、女の子の形をしたロボット・Q10(キュート)と出会う。転校生としてやってきた彼女が人間ではないことを秘密にしたまま、平太とQ10の学校生活がはじまり―人間とロボット、二人の恋は叶うのか?語りつがれる木皿泉の傑作ドラマ、ついに文庫化!

  • 2018年4月
    『さざなみのよる』

    ■あらすじ
    富士山の間近でマーケットストア「富士ファミリー」を営む、小国家三姉妹の次女・ナスミ。一度は家出をし東京へ、のちに結婚し帰ってきた彼女は、病気のため43歳で息をひきとるが、その言葉と存在は、家族や友人、そして彼女を知らない次世代の子どもたちにまで広がっていく。宿り、去って、やがてまたやって来る、命のまばゆいきらめきを描いた感動と祝福の物語。

  • 2018年2月
    『木皿食堂3 – お布団はタイムマシーン』

    ■あらすじ
    君はボクのクリーンヒットや――。夫婦脚本家・小説家である木皿家で、ある晩、夫が妻に呟いたコトバ。 シリーズ第三弾は、夫婦の結びつきがより伝わってくるようなエピソードや、 日常で見落としがちな大切なことを掬いとったエッセイが充実の一冊。 互いにファンであることから実現した、芥川賞作家・藤野千夜さんとの初対談も収録!

  • 2015年5月
    『木皿食堂2 – 6粒と半分のお米』

    ■あらすじ
    私たちは物語をつくる。また明日も生きてみようって、思ってもらえるように―。夫婦ユニットの脚本家、そして小説家。物語の力を何より信頼しているふたりが、日々の生活のなかで紡ぐコトバの数々…。心の襞に染みいるエッセイをはじめ、創作の源がわかるインタビューや、俳優・佐藤健との本音対談、そしてラジオドラマのシナリオ完全版などを収録。まるごと一冊、生きたコトバの滋味を味わい尽くせる、「木皿食堂」シリーズ第二作!

  • 2014年2月
    『道草(袖ふりあう人々篇)』

    ■あらすじ
    人生は偶然の出会いから。息子の見合いを心配する母、妻への指輪が偽物と知った男など、乗客と共に難問珍問を乗せ今日も人情タクシーが走る。TOKYO FM系列にて放送されていた伝説のラジオドラマに木皿泉が書き下ろした作品から、人のあたたかみに触れる九話と、オマケの前口上&文庫あとがきを収録!

  • 2014年2月
    『道草(浮世は奇々怪々篇)』

    ■あらすじ
    額に汗して働く人々がふと陥った、おかしな世界。誰かが思い出すと姿を現す透明人間、人に恋した吸血鬼など、奇妙で滑稽な現代の怪談の数々。TOKYO FM系列にて放送されていた伝説のラジオドラマに木皿泉が書き下ろした作品から、世にも優しい不思議な話九話と、オマケの前口上&文庫あとがきを収録!

  • 2013年12月
    『道草(平田家の人々篇)』

    ■あらすじ
    平田家の三人―頼りないけど憎めない父、のんきでおおらかな母、両親を鬱陶しく思いながらも本当は好きな娘のなにげない日常。そこへ家出してきた娘の同級生も加わり!?TOKYO FM系列にて放送されていた伝説のラジオドラマに木皿泉が書き下ろした家族ものシリーズ全十一話と、オマケの前口上&文庫あとがきを収録!

  • 2013年12月
    『道草(愛はミラクル篇)』

    ■あらすじ
    恋人、夫婦、友達、親子、婿姑。さまざまな男女が過去・現在・未来で繰り広げる、ちょこっとおかしな愛(?)と奇跡の物語!TOKYO FM系列にて放送されていた伝説のラジオドラマに木皿泉が書き下ろした作品の中から、カップルもの全九話と、オマケの前口上&文庫あとがきを収録!

  • 2013年8月
    『すいか 2』

    ■あらすじ
    34歳、独身、実家暮らしの信金OL・基子、双子の姉を亡くしたエロ漫画家の絆、曲げない信念ゆえに恐れられ、だけど慕われる大学教授の夏子、幼い頃母が男と出て行った大家のゆかちゃん。4人が一緒に暮らした、なんてことないけれどかけがえのないひと夏。10年後のハピネス三茶を描いた、書き下ろしのオマケも収録!

  • 2013年8月
    『すいか 1』

    ■あらすじ
    「やっと空き室でました。人気のレトロ賃貸物件。ハピネス三茶(朝夕食事付き)」東京・三軒茶屋の下宿を舞台に描かれる、血のつながりのない女性4人のなにげない日常と、3億円を横領して逃走している主人公の同僚の非日常。彼女たちが語る、等身大の言葉が胸をうつ、向田邦子賞受賞の伝説的ドラマ、遂に文庫化!

  • 2013年5月
    『ハル』

    ■あらすじ
    ハルとくるみの幸せな日常。いつまでも続くと思っていた日々は、飛行機事故で突如終わりをつげた。けんか別れのまま、最愛のハルを失い、生きる力も失ってしまったくるみ。彼女の笑顔をとりもどすため、ヒト型ロボットのキューイチ“Q01”は、ハルそっくりのロボハルとしてくるみと暮らすことに。ロボハルの頼りは、かつてくるみが願いごとを書いた、ルービックキューブ。色がそろうごとに溢れてくる、くるみの想いに応えるため、ロボハルが奮闘するも、くるみはかたくなに心を閉ざしたまま。ロボハルを作った荒波博士、そして京の街のひとたちに助けを借りながらも、ロボハルは、人について、そしてくるみについて知っていく。少しずつ打ち解けるロボハルとくるみだったが―。近未来の京都で生まれた、ロボットと人の奇跡のラブストーリー。

  • 2013年5月
    『木皿食堂』

    ■あらすじ
    伝説のドラマ『すいか』以降、作品を発表するごとに、観る者の心を惹きつけてやまない夫婦脚本家・木皿泉。何気ない日常が思わず愛おしくなるエッセイや、漫画家・羽海野チカ氏との創作熱あふれる対談をはじめ、貴重なロングインタビューやシナリオなどを、一冊にギュッと凝縮!心をわしづかみにされるコトバとの出会い、ここにきっとあります。

  • 2013年4月
    『昨夜のカレー、明日のパン』

    ■あらすじ
    7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフが、テツコの恋人・岩井さんや一樹の幼馴染みなど、周囲の人物と関わりながらゆるゆるとその死を受け入れていく感動作。本屋大賞第二位&山本周五郎賞にもノミネートされた、人気夫婦脚本家による初の小説。書き下ろし短編「ひっつき虫」収録!

  • 2011年1月
    『Q10 シナリオBOOK』

    ■あらすじ
    生きることにどこか投げやりな高校3年生の平太。ある日、女の子の形をしたロボットQ10に出会う。Q10は平太や級友たちと過ごすうちに身につけた言葉や感情で、人々の心を動かしてゆく。そんなQ10は、いつしか平太にとってかけがえのない存在となっていて…。世代を超えて熱い反響を呼んだ青春ドラマ「Q10」。そのなかにちりばめられた胸打つセリフやシーンを、余すところなく収めた永久保存版。

  • 2010年9月
    『二度寝で番茶』

    ■あらすじ
    向田邦子賞を受賞した『すいか』をはじめ、『野ブタ。をプロデュース』『セクシーボイスアンドロボ』『Q10』などの傑作ドラマを生みだした夫婦脚本家・木皿泉。二人が、家族、愛、自由、幸せ、孤独、個性、笑い、お金、創作、生きること死ぬこと…などについて縦横無尽に語りあう。思わず胸を衝かれる言葉が、軽妙な会話の随所に光る。日々、何度も読み返したくなるエッセイ集。

  • 2006年2月
    『野ブタ。をプロデュース シナリオBOOK』

    ■あらすじ
    「いつだってノリが良く、でも冷静で頼りになるクラスの人気者」を演じるオレ=桐谷修二は、空気の読めない天然バカ=草野彰にそそのかされて、イジメられっ子の陰気な転校生・小谷信子=「野ブタ」を、学校一の人気者に仕立て上げるハメになってしまった。こうなったら、性格からルックスまで完璧に改造プロデュースしてやろうじゃないの!しかし、完璧に思えた計画の前には、「途方もなく暗くて深い人の悪意」が立ちはだかっていた―。今を生きる高校生の日常と心の交流を描き、世代を越えて話題と共感を呼んだ同名テレビドラマ(2005年秋放映)のシナリオを全話完全収録。

  • 2004年11月
    『すいか シナリオBOOK』

    ■あらすじ
    世間のしがらみに縛られ、煮詰まっている三〇代半ばの信用金庫職員・基子。他人としがらみを持つことを恐れる、二〇代後半の売れない漫画家・絆。時代からこぼれ落ちたような二人が、今どき珍しい“賄い付き下宿”で出会い、共同生活を始める。他の下宿人は、謎めいた年齢不詳の大学教授・夏子と、大家を務める明るい大学生・ゆか。年齢も境遇もばらばらな彼女たちが、お互いの存在を通して、それぞれに新たな生き方を見つけていく―。二〇〇三年夏に放送され、話題を集めた同名テレビドラマのシナリオを完全収録。向田邦子賞受賞。