相沢沙呼の新刊情報|過去作品も一覧で紹介

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』で注目を集める作家・相沢沙呼さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全16冊をあらすじ付きの時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。

単行本最新刊は『invert 城塚翡翠倒叙集』

城塚翡翠倒叙集書影画像

■あらすじ
綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はずだった。
だが、犯人たちのもとに、死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが……。
ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れることができるのか?
(Amazon商品説明より)

出版社講談社
発売日2021年7月7日
定価1,750円
Amazon楽天
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相沢沙呼の過去作品一覧【時系列降順】

「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。

  • 『invert 城塚翡翠倒叙集』
  • 『教室に並んだ背表紙』
  • 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』
  • 『小説の神様あなたを読む物語(下)』
  • 『小説の神様あなたを読む物語(上)』
  • 『マツリカ・マトリョシカ』
  • 『小説の神様』
  • 『緑陽のクエスタ・リリカ』
  • 『スキュラ&カリュブディス』
  • 『雨の降る日は学校に行かない』
  • 『卯月の雪のレター・レター』
  • 『マツリカ・マハリタ』
  • 『ココロ・ファインダ』
  • 『マツリカ・マジョルカ』
  • 『ロートケプシェン、こっちにおいで』
  • 『午前零時のサンドリヨン』
  • 2021年7月
    『invert 城塚翡翠倒叙集』
  • 2020年12月
    『教室に並んだ背表紙』

    ■あらすじ
    寂しくて、迷ってしまったときは“物語”を読んで―。図書室を舞台に、“読書”との出会いで変わっていく少女たちの心模様を描く、全六篇の連作短編集。図書委員のあおいはある日、苦手な同級生を図書室で見かける。本に興味がないはずの彼女が、毎日来るのはなぜだろうと疑問を抱き…。「その背に指を伸ばして」。読書嫌いのあかねは、本を読まずに読書感想文の宿題を終わらせたい。偶然クラスメイトが捨てた下書きを見つけて、それを利用しようと奮闘するが…。「やさしいわたしの綴りかた」ほか、全六篇を収録。

  • 2019年9月
    『medium 霊媒探偵城塚翡翠』

    ■受賞/候補
    第20回本格ミステリ大賞受賞、このミステリーがすごい! 1位、本格ミステリ・ベスト10 1位、SRの会ミステリベスト10 1位、2019年ベストブック 、2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補

    ■あらすじ
    死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。だがその魔手は彼女へと迫り――。ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作!

  • 2018年9月
    『小説の神様 あなたを読む物語(下)』

    ■あらすじ
    あなたのせいで、もう書けない。親友から小説の価値を否定されてしまった成瀬。書店を経営する両親や、学校の友人とも衝突を繰り返す彼女は、物語が人の心を動かすのは錯覚だと思い知る。一方、続刊の意義を問う小余綾とすれ違う一也は、ある選択を迫られていた。小説はどうして、なんのために紡がれるのだろう。私たちはなぜ物語を求めるのか。あなたがいるから生まれた物語。

  • 2018年8月
    『小説の神様 あなたを読む物語(上)』

    ■あらすじ
    もう続きは書かないかもしれない。合作小説の続編に挑んでいた売れない高校生作家の一也は、共作相手の小余綾が漏らした言葉の真意を測りかねていた。彼女が求める続刊の意義とは…。その頃、文芸部の後輩成瀬は、物語を綴るきっかけとなった友人と苦い再会を果たす。二人を結びつけた本の力は失われたのか。物語に価値はあるのか?本を愛するあなたのための青春小説。

  • 2017年8月
    『マツリカ・マトリョシカ』

    ■あらすじ
    密室状況の第一美術準備室で、何者かに襲われた女子生徒が発見された。解決されないまま時が過ぎ、2年ぶりに『開かずの扉』が開かれることになった。高校2年の柴山は、扉が開く瞬間に立ち会うことに。だが、誰も出入りできないはずの準備室には、制服を着せられたトルソーが蝶の標本とともに転がっていた。廃墟ビルに住む謎の美女マツリカに命じられて、彼は友人たちと過去と現在の密室の謎に挑む。青春本格ミステリの決定版!!

  • 2016年6月
    『小説の神様』

    ■あらすじ
    僕は小説の主人公になり得ない人間だ。学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない…。物語を紡ぐ意味を見失った僕の前に現れた、同い年の人気作家・小余綾詩凪。二人で小説を合作するうち、僕は彼女の秘密に気がつく。彼女の言う“小説の神様”とは?そして合作の行方は?書くことでしか進めない、不器用な僕たちの先の見えない青春!

  • 2015年10月
    『緑陽のクエスタ・リリカ』

    ■あらすじ
    魔術の才能がからっきしな少年、ジゼル・アンダーブルックリン。魔術師のための学校“識者達の学院”を自主退学した彼が目指すのは、冒険者だった。手始めに冒険者の集う酒場“金獅子亭”へと赴いたジゼルだったがそこで偶然、助けを求めていた半妖の少女、ミリアと出会う。ミリアは“姉のレナリアを探してほしい”という依頼を受けてくれる冒険者を探していた。“金獅子亭”の代わりにその依頼を引き受けたジゼルはやがて、とある事件の全貌を追っていくことになり…。相沢沙呼×so‐binの大型タッグが贈る、持たざる者のための探求叙情詩が幕を開ける―。

  • 2014年10月
    『スキュラ&カリュブディス』

    ■あらすじ
    初夏。街では連続変死事件が起きていた。まるで狼に喰い千切られたような遺体。流通する麻薬。恍惚の表情で死んでいく少女たち。自らも死を求める高校生・此花ねむりは鈴原楓との出会いをきっかけに事件を調べ始める。だが、そこには3年前の殺人事件に繋がる驚愕の真実が隠されていた―。性と死、その果てに垣間見える少女の戦い。逸脱者たちが繰り広げる戦慄の新伝奇譚。

  • 2014年3月
    『雨の降る日は学校に行かない』

    ■あらすじ
    保健室登校をしているナツとサエ。二人の平和な楽園は、サエが“自分のクラスに戻る”と言い出したことで、不意に終焉を迎える―(「ねぇ、卵の殻が付いている」)。学校生活に息苦しさを感じている女子中学生の憂鬱と、かすかな希望を描き出す6つの物語。現役の中高生たちへ、必ずしも輝かしい青春を送って来なかった大人たちへ。あなたは一人きりじゃない、そう心に寄り添う連作短編集。

  • 2013年11月
    『卯月の雪のレター・レター』

    ■あらすじ
    妹思いの姉に冷たくあたるようになった、高校生の妹の変化と不可解な行動の理由とは。クラスで嘘つき呼ばわりされている小学生の女の子が、教育実習生にある事件を目撃したと言うのだが、はたして本当か。祖父に届いた手紙を巡る謎を女子高生が追う表題作ほか、揺れ動く少女たちの心と、温かさや切なさに満ちた謎を叙情豊かに描く全5編。青春ミステリの名手が贈る珠玉の短編集。

  • 2013年8月
    『マツリカ・マハリタ』

    ■あらすじ
    新学期を迎えなかなかクラスになじめない柴山の下に、一年生の時に自殺をした生徒が、時々霊になって現れるという怪談話が舞い込んだ。その真実を突き止めるため、マツリカと共に捜査を開始した柴山だったが…!?

  • 2012年4月
    『ココロ・ファインダ』

    ■あらすじ
    高校の写真部に在籍する四人の少女、ミラ、カオリ、秋穂、シズ。それぞれの目線=ファインダーで世界を覗く彼女たちには、心の奥に隠した悩みや葛藤があった。相手のファインダーから自分はどう見えるの?写真には本当の姿が写るの?―繊細な思いに惑う彼女たちの前に、写真に纏わる四つの謎が現れる。謎を解くことで成長する少女たちの青春を、瑞々しく描く。

  • 2012年2月
    『マツリカ・マジョルカ』

    ■あらすじ
    高校1年の柴山祐希は、学校近くの廃墟に住む女子高生マツリカとの出会いで生活が一変する。「柴犬」と呼ばれパシリ扱いながらも、学園の謎を解明することに。男子高生の心情を描きだす、学園ミステリ。

  • 2011年11月
    『ロートケプシェン、こっちにおいで』

    ■あらすじ
    せっかくの冬休みなのに、酉乃初と会えずに悶々と過ごす僕を、クラスメイトの織田さんはカラオケへと誘う。当日、急に泣きながら立ち去ってしまった彼女にいったい何があったの?学内では「赤ずきんは、狼に食べられた」と書き残して不登校となった少女を巡る謎が…。僕は酉乃に力を借りるべく『サンドリヨン』へと向かう。女子高生マジシャン・酉乃初の鮮やかな推理、第二集。

  • 2009年10月
    『午前零時のサンドリヨン』

    ■受賞/候補
    第19回鮎川哲也賞受賞

    ■あらすじ
    ポチこと須川くんが一目惚れしたクラスメイトの女の子、不思議な雰囲気を纏う酉乃初は、凄腕のマジシャンだった。放課後にレストラン・バー『サンドリヨン』で腕を磨く彼女は、学内の謎を抜群のマジックテクニックを駆使して解いていく。それなのに、人間関係には臆病で心を閉ざしがち。須川くんは酉乃との距離を縮められるのか―。“ボーイ・ミーツ・ガール”ミステリの決定版。