奥田亜希子の新刊情報|過去作品も一覧で紹介

作家・奥田亜希子さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全10冊をあらすじ付きの時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。

単行本最新刊は『白野真澄はしょうがない』

白野真澄はしょうがない書影画像

■あらすじ
福岡のクリニックで働く「頼れる助産師の白野さん」には、自分とは対照的に美しい妹がいる。佳織は真澄の誇りだったが、真澄には仲の良い妹にも言えない秘密があった……。駆け出しイラストレーター、結婚して白野姓になった主婦、二人の男の間で揺れる女子大生、繊細な小学生。「白野真澄」という同じ名前を持つ者の五者五様のわだかまりと秘密。生きるのに少し不器用で頑固な者たちをを優しい眼差しですくいあげる短編集。
(Amazon商品説明より)

出版社東京創元社
発売日2020年10月22日
定価1,760円
Amazon楽天
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奥田亜希子の過去作品一覧【時系列降順】

「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。

  • 『白野真澄はしょうがない』
  • 『愉快な青春が最高の復讐!』
  • 『愛の色いろ』
  • 『魔法がとけたあとも』
  • 『青春のジョーカー』
  • 『リバース&リバース』
  • 『五つ星をつけてよ』
  • 『ファミリー・レス』
  • 『透明人間は204号室の夢を見る』
  • 『左目に映る星』
  • 2020年10月
    『白野真澄はしょうがない』
  • 2020年5月
    『愉快な青春が最高の復讐!』

    ■あらすじ
    気鋭の小説家、初のエッセイ集。 パーティーもBBQもフェスも見当たらず、学生でもない。でもこれは紛うことなき青春だ! 会社の同期五人との、謎の熱狂。平日は毎晩のように誰かの部屋に集まり、一台のベッドにぎゅうぎゅう詰めで眠る。会社のロッカーに共用の風呂道具を入れて、仕事帰りにみんなで銭湯に通う。北は北海道から南は長崎まで、弾丸旅行へ行きまくる――。 「私が体験した青春は、ジェネリックだったのかもしれない」。 記録魔だからこそ振り返ることのできる、あまりにもさっぱりとした自虐エッセイ! どうか笑ってあげてください。

  • 2020年2月
    『愛の色いろ』

    ■あらすじ
    このシェアハウスで暮らす条件はただひとつ複数愛者であること―それぞれが選びとった生き方の先にたどり着く新しい愛の形。愛することの本質を問う書き下ろし小説。

  • 2019年5月
    『魔法がとけたあとも』

    ■あらすじ
    昨日までの自分と、今日からの自分。世界が変わっても、私はここにいる。私たちの身体に起きた、あれこれ。そこから見えてくる、新たな景色とは―。爽やかな共感と希望をもたらす五編。

  • 2018年3月
    『青春のジョーカー』

    ■あらすじ
    クラスの隅で冴えない日々を送る中学三年生の基哉。想いを寄せるクラスメイトの咲を想像して自慰行為をしては、贖罪の気持ちでゲームのモンスターを一匹ずつ逃がしている。ある日、大学デビューを果たした兄にサークル主催のBBQに誘われ、そこでAV出演経験のある女子大生と出逢い…。人気者も引っ込み思案も、みんなが性に翻弄される思春期の中で基哉が手に入れた「切り札」とは!?

  • 2017年11月
    『リバース&リバース』

    ■あらすじ
    大切なものは、些細なことで壊れてしまう――。ティーン向けファッション誌の編集者・禄は、お悩み相談ページに投稿してきた渚との間にトラブルを抱えていた。地方に暮らす中学生の郁美は親友の明日花とともに同誌を愛読中。だが、東京からの転校生・道成の存在が二人の関係を次第に変えてゆき……。出会うはずのない人生が交差するとき、明かされる真実とは。驚きがやがて胸打つ感動にかわる、新しい時代の青春小説!

  • 2016年10月
    『五つ星をつけてよ』

    ■あらすじ
    PC上で輝く星だけが、進むべき道を照らしてくれる―。離婚して実家に戻った恵美は、母の介護を頼んでいるホームヘルパー・依田の悪い噂を耳にする。細やかで明るい彼女を信頼していたが、見る目がなかったのだろうか。動揺する恵美に、母が転んで怪我をしたと依田から連絡が入り…。ネットのレビュー、ブログ、SNS。評価し、評価されながら生きる私たちの心を鮮やかに描き出す6編。

  • 2016年5月
    『ファミリー・レス』

    ■あらすじ
    「家族か、他人か、互いに好きなほうを選ぼうか」姉と絶縁しシェアハウス暮らしのOL。愛する妻の親族に興味を持てない画家。未来を考えられないせいで離婚された男。突然曾祖母と同居することになった中学生。姉の忘れ形見とほんとうの母娘になりたい女教師。そして婚約破棄をして自暴自棄の女。何かが欠けた6人の男女は、家族と呼ぶには遠く他人と呼ぶには近すぎる存在に救われる―あなたの心を揺さぶる連作短編集。

  • 2015年5月
    『透明人間は204号室の夢を見る』

    ■あらすじ
    高校生で小説新人賞を受賞したが、それから6年間、小説が書けないままの実緒。書店で自分の著書を手にする若い男を目撃し、思わず後をつけ、家と名前を特定する。千田春臣。それ以来、嘘のように書けるようになった掌編を彼の郵便受けに投函し続けていた。そんな中、春臣の恋人と知り合い、彼も交えた3人で会うようになるが―。孤独と生きづらさを抱える女性を描く、すばる文学賞受賞第一作。

  • 2014年2月
    『左目に映る星』

    ■受賞/候補
    第37回すばる文学賞受賞

    ■あらすじ
    唯一の理解者だった小学校の同級生・吉住君を想いながら、孤独を抱えて生きる26歳の早季子。他人に恋愛感情が持てず、刹那的な関係を繰り返していたある日、吉住君と自分と同じ癖を持つ宮内の存在を知り、会いたいと思うが、彼はアイドルのファン活動で忙しいという。彼と話すため、地方ライブに同行することにした早季子だったが…。奇妙で愛しい出会いの物語。