2021年1月4日(月)発売予定の『呪術廻戦』14巻の内容をざっと知りたい方向けにネタバレあらすじを紹介!
前回13巻『渋谷事変-霹靂-』は、第107話から第115話までの9話分が収録されていました。
14巻もおそらく同じボリュームなので、第116話から第124話までが収録されるでしょう!
これだけは抑えておきたい超重要ポイントに絞って各項目20〜40文字程度で紹介していきますのでお楽しみください。
目次
『呪術廻戦』14巻ネタバレ 主な出来事を振り返る!
サクッと14巻の内容を確認したい向けに超ざっくりに内容を振り返るパート。
本当の本当に重要な出来事だけ紹介!
①漏瑚、宿儺のフーガに焼かれて消滅
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②伏黒恵が最強の式神・八握剣異戒神将 魔虚羅を呼び出す
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③宿儺が領域展開「伏魔御厨子」を発動して魔虚羅を祓う
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④呪詛師・重面春太が宿儺に2枚に卸され死亡
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⑤宿儺が虎杖とバトンタッチ。宿儺が犯した罪の数々に押し潰されそうになり嘔吐する虎杖
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⑥七海建人が虎杖に後を託し、真人の手にかかり死亡
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⑦虎杖vs真人開戦。真人の新技「多重魂撥体」が炸裂
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⑧虎杖の体術「膝抜き」からの「卍蹴り」がクリーンヒット
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⑨道玄坂の小路で釘崎野薔薇と真人の分身の一騎打ちが勃発
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⑩釘崎が「共鳴り」で真人の魂へダメージを与えることに成功
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⑪真人の作戦勝ち。釘崎が無為転変をもろにくらう
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⑫2009年。小学生時代の釘崎(6歳)の回想に突入!
『呪術廻戦』14巻ネタバレ
第116話「渋谷事変㉞」
宿儺vs漏瑚は宿儺の圧勝!
死ぬ直前、一面真っ白な世界で先に祓われた花御・陀艮と再会した漏瑚は「我々こそ真の人間だ」とお別れの言葉をかける。
自分の理想をなんとしてでも掴み取ってやる、という飢えが漏瑚には足りていなかったとフィードバックする宿儺だったが、最後には、
誇れ オマエは強い
と称賛。この言葉を聞いた漏瑚は思わず号泣。大粒の涙が溢れ出した。見開きで描かれたそのシンプルなシーンはしかし美しかったのでぜひ漫画で見てほしい。
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場面は渋谷に戻って、漏瑚は焼失。真人陣営の白髪着物オカッパ男が宿儺の前に現れ、
宿儺様 お迎えに参りました
と深い関係性を感じさせる意味深な言葉を言い放つ。
そして彼の名前は「裏梅(うらうめ)」であると判明。
第117話「渋谷事変㉟」
伏黒恵vs呪詛師・重面春太。伏黒の口から「十種影法術」の詳細が語られる。
初期状態では、術師は2匹の玉犬しか使用できず、他の式神を使えるようにするには調伏を済ませる必要があるとのこと。また、式神の調伏は複数人でも可能だが、その後無効になってしまうということ。
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回想シーンで五条悟が伏黒に「五条家と禪院家が犬猿の仲な理由」を語る。
江戸時代に両家当主が本気で殺り合った末、2人とも死亡してしまったというのだ。しかもその時の五条家当主は「六眼と無下限呪術の抱き合わせ」の天才で、一方の禪院家当主の術式は「十種影法術」だったとか。
つまり五条は、伏黒恵が五条と殺り合えるだけのポテンシャルを秘めている、ということを伝えたかったのだろう。
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歴代の十種影法術使いたちが誰一人として調伏できていないという最強の式神・八握剣異戒神将 魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら)を伏黒が呼び出す。
魔虚羅の一撃をくらい、伏黒は一発KO。魔虚羅のとてつもない呪力を感知した宿儺が駆けつけ、一騎打ちが始まる!
第118話「渋谷事変㊱」
迫力満点の宿儺vs魔虚羅!
宿儺自慢の斬撃「解」をくらってもすぐさま回復して何事もなかったかのように動き出す魔虚羅。
数回の攻撃で魔虚羅の能力は、あらゆる事象への対応「最強の後出し虫拳(ジャンケン)」だと分析した宿儺は英集少年院ぶりに領域展開「伏魔御厨子」を発動!
第119話「渋谷事変㊲」
宿儺の斬撃は2種類(解と捌)存在することが判明!同時に「伏魔御厨子」の詳細も明らかになる。
うすうす予想はついていたが「伏魔御厨子」はチートな領域展開だった。
空間を分断しないことによる縛りで得た必中効果範囲はなんと半径約200m。領域展開終了までの間、人間や呪霊には斬撃「捌」を、無生物には斬撃「解」をフルオートで食らわせ続けるという…
この無差別攻撃で魔虚羅はおろか、効果範囲内にいた一般人や建造物は軒並み木っ端微塵に。最強の後出しジャンケン能力を持つ魔虚羅も初見の「伏魔御厨子」にはさすがに対応できなかったようで回復が止まり、最後は炎攻撃「開(フーガ)」で祓われる。
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伏黒と共に「伏魔御厨子」の必中効果範囲外にいたおかげで助かったサイドテールの呪詛師・重面春太だったが、七海にボコされたときに「奇跡を貯める」術式の恩恵を全て使い切ってしまっていたようで、宿儺に2枚に卸され呆気なく絶命する。
宿儺、簡単に人殺しすぎ…
第120話「渋谷事変㊳」
小僧 せいぜい噛み締めろ
そう言って虎杖に体の主導権をバトンタッチする宿儺。虎杖は「美々子・菜々子殺し」「重面春太殺し」「領域展開での大量殺人」「パンダと日下部を命の危険に晒したこと」などなどの罪の重さに絶えきれずその場で嘔吐。
泣くだけ泣いた虎杖は亡き祖父の遺言を思い出し立ち上がる。
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漏瑚の炎攻撃で生死不明となっていた七海建人。生きてはいたが、上半身の半分は焼け焦げて痛々しい姿になっていた。
そんな姿になっても七海は命を燃やして戦う。真人の改造人間の群れを一掃。七海の夢が明かされる。マレーシアのクァンタンの海辺に家を建て、積読本をむさぼるように読みたいのだとか。
しかしそんな素敵な夢は叶わない。立ちはだかった真人に触られ七海はこの世を去る。今際の際に駆けつけた後輩・虎杖に後を託して。
第121話「渋谷事変㊴」
虎杖vs真人、因縁の対決始まる!
真人の強力な合わせ技「多重魂撥体(たじゅうこんばったい)」が初お披露目。
多重魂と撥体の詳細はこちら。
- 多重魂:2つ以上の魂を融合させる
- 撥体:多重魂で生じた拒絶反応を活用し魂の質量を爆発的に高める
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吉野順平や七海建人を筆頭にこれまで数多くの罪なき人々の命を玩んできた真人にブチギレ声を荒げる虎杖。怒りでおかしくなりそうなところを七海の遺言を思い出し抑え、冷静になる。
至近距離でお互いの出方を伺う2人。虎杖の裏をかくため変形せずに呪力強化した拳で心臓に突きを放つ真人だったが、虎杖が膝抜きでそれを軽やかにかわし、カウンターで「卍蹴り」をクリーンヒットさせる。
第122話「渋谷事変㊵」
一般人男性2人をまたたく間に改造人間化して虎杖を殴る真人!一進一退の攻防が続く。
一方、道玄坂の小路では釘崎野薔薇と真人の分身がエンカウント!分身といえどしっかりコミュニケーションがとれるので一見すると本体との違いは分からないだろう。
今日はいいとこなしなんで
せめて逃げ虫くらい祓っておかないと
そう言って釘崎はやる気満々で真人分身に戦いを挑む。先手は釘崎が「簪」で真人の顔面をえぐる。
第123話「渋谷事変㊶」
一般人3人を使った真人の改造人間攻撃炸裂!虎杖に思いっきりぶつけた後、一斉に体を破裂させることで大量の血で虎杖の視界を奪った。そのすきを見逃すはずもない真人が虎杖の背後に迫る。
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釘崎vs真人の高度な頭脳戦!「簪」2発をうまく使って真人の両膝を攻める釘崎。真人に跨った釘崎には秘策があった。真人のおでこに思い切り「共鳴り」を叩き込む釘崎!
「共鳴り」は真人に効果抜群!分身を通して本体へダメージがいき真人はビチャビチャと吐血する。
目の前の真人が分身だと知らなかった釘崎はその一連の出来事で分身だと気づく。さらには術式が使えないことも察する。
第124話「渋谷事変㊷」
釘崎渾身の「共鳴り」で大ダメージをくらった真人本体へすかさず連撃をきめる虎杖!
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なにか作戦があるのか、釘崎と対峙していた真人分身は本体がいる地下へ逃走開始。釘崎は後を追う。
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地下で分身と合流した真人本体は融合してダメージを回復すると思いきや、ただすれ違い、追ってきた釘崎に迫る。
当の釘崎は真人本体の死角にちょうど分身が隠れてしまったため、自分に迫ってきているのが無為転変を使える本体だと気づいていない。
逃げろ!!!釘崎!!!
真人の狙いに気づいた虎杖が咄嗟に叫ぶが時既に遅し。釘崎はもろに真人の無為転変を顔にくらってしまう…
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突然、釘崎の小学生時代の回想シーンがスタート。友人・ふみの家で彼の父とスマブラに熱狂している釘崎が描かれる。
死ねオラァァァ!!
この頃から口が悪かったようだ。
次はこの記事!
『呪術廻戦』キャラクター一覧