前話266話「暗い園の誘い」では、精霊守・ガジャを筆頭としたハート王国の戦士たちもスペード王国強襲作戦に参加することが分かった。
一方、黒の暴牛団アジトではアスタを除くメンバーらが副団長ナハトと初対面を果たした。
ここでもナハトの黒の暴牛嫌いが炸裂。悪いやつや昔悪事を働いていた者が良い行いをして、そのギャップで好感度が上がるというのを彼は嫌うようだ。
そしてアスタはナハトの実家と思しき屋敷の地下で従魔の儀を開始。アスタの前に自身の悪魔が顕現し、修行スタート。
悪魔の姿を見たアスタの意外な反応とは?
ブラッククローバー最新話267話「従魔の儀」をネタバレありの感想とともに振り返る!
ブラッククローバー267話ネタバレ
開口一番、悪魔に感謝を伝えるアスタ
悪魔の全身があらわになるところから267話はスタート!
実体化して現れるのはかなり久しぶりな様子。口元には笑みが浮かんでいる。身長は思ったより小さく、アスタと変わらないくらいだ。
悪魔の本当の姿を見たアスタは驚きつつも、意外な一言を言い放つ。
ずっと言いたかったことがある…!
ありがとう!!!!
アスタらしい直球な言葉。魔力の無いアスタが魔法騎士団に入り、優秀な仲間たちと強敵に立ち向かってこれたのは悪魔の力あってこそだ。
悪魔であろうとどんなやつであろうと、自分を支えてくれている人に対する感謝は決して忘れないし、しっかりとそれを言葉で伝える、このかっこいい心に悪魔もきっと打たれることだろう。
従魔の儀で負けたらどうなってしまうの?
オマエに勝ち目はねー…!!
断魔の剣をぶんどり、容赦なくアスタに攻撃を仕掛ける悪魔。
以前、ダンテを倒すためにアスタは借りれるだけの悪魔の力を借りた際に代償として、右腕を失った。
どうやら悪魔は、この従魔の儀でアスタを倒し、右腕だけではなくアスタの身体を乗っ取る気のようだ。
そんな戦う気満々な悪魔に対し、アスタは、
オレはオマエと戦う気はねぇ!!話を──
と、持ちかけるがナハトにそれを遮られる。
戦え(中略)
負ければ…悪魔に体を乗っ取られ異形の怪物に堕ちてしまうよ…!
これは絶対に負けられない…万が一負けたら人間としての人生が終了してしまう!
これまで従魔の儀に挑戦した者で負けてしまったものは数多く、祭壇の柱に設置されている骸骨は全て敗北者らしい。
負けた者の処理はナハトが担っているとのことで、4つの悪魔を従える彼のとてつもない強さを感じさせられた。
壁にかけられた、いかにも禁術の儀式が描かれている絵を見たアスタは、
従魔の儀って…
やっちゃいけないことじゃないんですかッッ!!?
と、ナハトに聞く。
アスタの問にナハトは、
たったの2日
真っ当な方法で強くなれると思っていたのか…?
と、返す。確かにそりゃあそうだ、ほんの2日で現時点で自分よりも遥かに格上のダークトライアドと張り合えるようになるのに普通の方法では絶対無理なのだ。
しかし逆にここで悪魔に打ち勝ち、正式に契約を交わすことができたなら、スペード王国最強の魔道士にも対抗できる最強のアスタに生まれ変わる。
それはアスタの夢である魔法帝になることへも必ずつながるだろう。
悪魔=クズヤローではない
防戦一方のアスタ。反撃する気がないのだろううか。
戦うようせかすナハトだったが、アスタは分かっていた。
コイツ オレを本気で殺そうとはしてないですよ!!!
気でわかる!!!
気でわかる!!!
厨二病男子が一度は言ってみたいセリフランキングがあったらトップ10にはランクインするに違いない、気とか覇気とかは何歳になっても憧れだから笑
本当の殺意が悪魔の攻撃からは感じられない、そういうことだろう。
悪魔だからといって一緒くたに「悪い奴」とみなさずに、対峙してみて自分の目で判断する。アスタらしいし主人公らしい言動だ。
悪魔だからって絶対に悪いヤツだって決まってるワケじゃないだろ!!!
アスタのその一言で、悪魔の脳裏に謎の女性との記憶が浮かぶ。
天真爛漫そうでアスタにどことなく似ているこの女性と悪魔の関係性は一体?
次回『ブラッククローバー』の展開も楽しみだ!!
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