前話265話「エリシュア」では、エルフたちの新拠点エリシュアでエルフと人間の混血の子どもたちが登場した。
パトリらエルフがノエルたちを救ったのは、護り神ドリアーデからの神託があったからだという。
ロロペチカを助けるため短期間で一気に強くなりたいノエルたちの強い意志に負けて、エルフらは秘奥義”究極魔法”を彼女らに伝授することを決めるのであった。
ナハトはどのような特訓でアスタを急激にレベルアップさせようとしているのか?
ブラッククローバー最新話266話「暗い園の誘い」をネタバレありの感想とともに振り返る!
目次
ブラッククローバー266話ネタバレ
精霊守ガジャもエルフの元で修行中!
魔法帝とハート王国の精霊守・ガジャがビデオ通話している所から物語は始まる。
クローバー王国の面々は3日後の早朝にスペード王国を強襲する予定だ。
私達も参戦しよう
こちらは今エルフの元で力をつけている
ガジャ含めたハート王国の精鋭たちもノエルらと同じくエルフから究極魔法を伝授されるとなるとかなり心強い!
自国をめちゃくちゃにしたヴァニカ、ロロペチカを傷つけ連れ去ったヴァニカ。
怒りと悔しい気持ちが燃えたぎるガジャもまたこの短期間でどれほどの成長を見せてくれるのか非常に楽しみなところだ。
ナハトが嫌いなものシリーズ「ギャップで好感度が上がる昔悪事を働いてたやつ」
場面変わって黒の暴牛団アジトでは、フィンラル/グレイ/バネッサ/ゴーシュとナハトが初対面!
ナハトは3日後に実行されるハート王国強襲作戦の存在を彼らに告げる。
アスタ同様、その大きな決戦よりも、まずナハトが黒の暴牛副団長であることと、これまで一度も彼らの前に姿を現さなかったことに言及する団員ら。
オレは黒の暴牛が嫌いだからね
いつもの調子でそう返すナハト。
副団長の地位に登り詰めたのは、ヒラの団員に比べてかなり自由に行動できて便利だからだという。
ナハトは好き嫌いがはっきりしている。
黒の暴牛のようなちゃんとしてないヤツラが嫌いなのだ。
半年前のエルフとの戦争でこそ大活躍したものの、黒の暴牛団はそれまで「武功よりも被害額の方が上回る ならず者騎士団」という印象でしかなかった。
ナハトから見た黒の暴牛団員らのイメージからも嫌いっぷりが分かる。
例えばマグナ先輩の印象は、
見るからに悪そうなヤンキー丸出しの下民
ゾラの印象も似たような感じだ。
見るからに悪そうな挑発的なマスクの下民
枕詞は「見るからに悪そうな」で笑った。
この感じでアスタの印象を言うとなると、「見るからに頭が悪そうな筋肉バカのチビな下民」的な感じになるだろう笑
大事な仲間たちを会ってそうそうディスられて、黙りこくっていたグレイが反撃の一言を放つ。
みっ見た目で判断しないでくださいッッ!!
しかしこれまたナハトの正論に破れる。
見た目で判断されたくなければ
そういう見た目をするなよ
こう言われてしまうと何も言い返せない…
続けて言い放ったナハトの言葉も少し共感できてしまった。
見た目の悪い奴や過去に悪事を働いた奴が良い行いをしてそのギャップで好感度が上がる…みたいなのがオレは嫌いなんだよ
確かに、これまで散々人をイジメたり悪いことをしてきた奴が改心して善人になったとしても、過去に犯した過ちは決して消えるものではないし、その被害者の心はいつまでも傷ついていると思うと、のうのうと楽しそうに生きてるのは腹が立つ。
これまでのナハトの発言からはすごく過去を重んじている感じがする。
彼が過去に一体どんな出来事を体験して、そういう考え方になったのかすごく気になるところだ。
従魔の儀でアスタの悪魔顕現!
所変わって森の中。
今度はアスタとナハトの2人だ。
ここでナハトの影魔法の詳細が少し明らかになる。
オレとオレが触れているものを影から影へ移動できる
この説明だけでは正直良くわからなかった笑
移動先の影は事前に配置しておく必要があるのか、など疑問はあげればキリがないので気にせず進もう。
2人が到着したのは、屋敷だ。
今は誰も住んでいないらしく、窓ガラスは割れ、建物には植物が生い茂る荒れ様。
ナハト曰く元貴族の家とのことだが、額縁に入ってる4人家族の写真を見るに、おそらくここはナハトの実家であることが推測される。
その写真には両親と2人の男の子が映っていて、1人の顔は隠れていて確認できないが、もう1人の顔はナハトそっくりなのだ。
どうやらナハトの闇は思った以上に深そうだ。
屋敷内の目的の部屋へ着いたようで、ナハトは地面に右手を当て影魔法”暗い園の誘い”を発動!
するとたちまち部屋の床一面が闇に覆われ、にゅるにゅると黒くて長い無数の手がアスタを掴み闇へと引きずり込む。
落ちた先には、地下神殿とでも呼ぶべき空間が広がっていた。
巨大な支柱には骸骨の頭部が所狭しに整然と並べられ、20はゆうに超えるであろうろうそくがあたりを照らしている。
これから2日間
オレが知っている悪魔の力の使い方全てを教えよう
ナハトはアスタをどのような手段で進化させるのか。
どうやらそれは”従魔の儀”を行うことで悪魔の力を自由自在に引き出せるようにするというもののようだ。
従魔の儀とは、悪魔憑きが自分の中にいる悪魔と契約を結び、正式に自分の力として悪魔の力を掌握する禁忌の儀式だという。
儀式には悪魔との因縁がある遺物が必要となるが、アスタの場合、右腕とグリモワールがそれに値するため物はいらないとのこと。
アスタが円形の闘技場らしき場所へ踏み入った瞬間、ナハトは”降魔(サモン)”と唱える!
すると、悪魔の力を借りた際に代償として払ったアスタの右腕部分が消え去り、アスタの目の前に悪魔が顕現する!
ゲゲゲ まさか…
そっちの方から出してくれるとはなぁ…!!!
悪魔と正式に契約するには、顕現した悪魔と戦って勝つことが条件だという。
果たしてアスタは自分の悪魔に打ち勝ち、急成長を遂げることができるのか。
次回『ブラッククローバー』の展開も楽しみだ!!
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