前話261話「夜の影」では、王都に戻りオーヴェンの治療を受けた黒の暴牛メンバーたちが描かれた。
ゴーシュの診療をしたオーヴェンからは「グレイの魔法の本質は変身ではないかもしれない」という驚きの言葉が出た。
ベッドでぐっすり眠っていたアスタだったが、居ても立っても居られなくなり1人スペード王国へ向かおうとするも、フードを被った謎の人物の魔法に足止めされてしまう。
その謎の男の名前はナハト、黒の暴牛の副団長だったのだ。
なぜこれまで副団長であるナハトは姿を見せなかったのか。
緊急で開かれる団長会議での議論はどうなるのか。
ブラッククローバー最新話262話「波乱会議」をネタバレありの感想とともに振り返る!
ブラッククローバー262話ネタバレ
スペード王国に単独潜入していたのはナハトだった!
ナハトの旦那
なんですかいこのチンチクリンは
そうアスタのことを呼ぶのはナハトの悪魔・ギデモロだ。
ナハトの右肩にちょこんと乗っているギモデロは小猿くらいの大きさでなんとも可愛らしい。
どうやら悪魔の力の使い方をマスターしているナハトは自分に憑いている悪魔と自由に対話することができるようだ。
突然現れた男が自分の団の副団長と言われても信じがたい。
話を進めていくと、どうやらこういうことらしい。
- ナハトが黒の暴牛の副団長ということはヤミが勝手に決めた
- ナハトは黒の暴牛のアジトに1度しか足を踏み入れていない
- 上記はナハトがヤミのことを嫌っているから
- ナハトはかなり長い間スペード王国に潜入していたため、ヤミが死ぬまでにタイムリミットを把握している
やはりスペード王国に侵入して悪魔憑きの機密情報を嗅ぎ回っていたのはナハトだったようだ。
それを聞いた上で、アスタは藁にもすがる思いで助けを乞う。
今のオレには縋れる人がアンタしかいない…!!!
お願いします…!!!
悪魔の力の使い方を教えてくれ…!!!
素直で真っ直ぐな人間が好きなナハトはこの申し出を承諾。
特訓の前に、まずは体を休めることをアスタに命令するのであった。
進捗のないピリピリムードの団長会議
舞台は王都、団長会議が始まる。
金色の夜明け団からは、拉致されたヴァンジャンス団長の代わりに副団長のユノが参加。
ひとまずユノが生き延びてくれていたことにホッとした。
魔法帝ユリウス・ノヴァクロノが見守る中、緊急会議はスタート。
魔法騎士団長ともあろう者が揃って…
情けない男共だ…!
口ではこのように冷たく吐き捨てるシャーロットだが、愛しのヤミが拉致されたことに内心では心配心配でしかたがない様子だ。
愛の告白もまだできていないのに先に死なれては困るといった感じ。
全身全霊をぶつけたものの全くゼノンに歯が立たなかったユノは、絶望的な表情を浮かべて彼らの実力をこう伝える。
漆黒の三極性は団長を超える力を持っている…!
しかも…アイツはまだ本気じゃなかった………!!
実際に対峙したユノの言葉は重い。
それを聞いたジャック・ザリッパーは煽る。
ビビっちまって過大評価してんじゃねーかァ?
ユノはもちろん応答しないが、この言葉を口火に議論が展開していく。
ちなみにドロシーはいつもどおり呑気に睡眠中。
不確定情報が多すぎて進捗がない会議。
痺れを切らしたジャック・ザリッパーはみなに背を向け帰ろうとするも、ノゼルに、
貴様 スペード王国に乗り込む気ではないだろうな
と図星なことを指摘されブチ切れる。
そこからジャック・ザリッパーとノゼルとの間にピリピリと緊迫したムードが…
見ていられなくなった紅蓮の獅子王フエゴレンが一喝して、さらにムードは張り詰める。
ここで静かに見守っていたユリウスがなにか口を挟むかと思いきや…
ナハトが魔法帝になりすまし?
やる気だけは充分そうで何より
そう言ったのは、魔法帝ユリウス・ノヴァクロノが居たはずの場所から突如現れたナハトだった。(アスタを抱えている)
やけにユリウスが静かだとは思っていたが、ナハトがなりすましていたとは驚きだ。
さすがは潜入捜査のエキスパート。
特徴的な笑顔で威圧するナハトのこの言葉で262話はおしまい。
会議もろくに出来ない人達は嫌いだ
ちょっと静かにしてもらえるかな 団長さん達
圧倒的な潜入スキルで曲者ぞろいの団長たちをも驚かせた黒の暴牛副団長のナハト。
果たして彼は団長たちにどんな提案を持ちかけるのか。
団長たちの中にナハトの関係者はいるのか。
ナハトが潜入して得たスペード王国の情報とは?
次回263話も楽しみだ!!
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