みなさんこんにちは、ゆうやです!
先日、11月30日(土)に開催された、第3回 脱税しないフリーランス勉強会に参加してきました!
本記事では、イベントの様子や参加して勉強になったことをレポとして紹介していきます!
目次
脱税しないフリーランス勉強会講師:FP 新井哲志
本イベントは今回で3回目の開催。
第1回目から講師を務めるのはFP(フィナンシャルプランナー)の新井哲志さん!
大学在学中に起業し、道端で靴磨き職人などを経て現在は地方や関東圏内でFPとして活躍中!
「最近仕事でアラブに行った時に砂漠でヘッドスライディングしたせいでPCが壊れてしまった」というエピーソードを自己紹介タイムでにこやかに笑いながら話して場を温めてくださって、会話のプロでもあるなと感動いたしました(^o^)
イベント前半は前回の振り返り
今回参加したのは計7名。
そのうち初参加者が3名いらっしゃったので、イベント前半は前回の復習で「確定申告の際に使用する税金の計算式や例題を用いながら実際にかかる税金を計算してみる」作業を行いました!
確定申告とは?
そもそも確定申告とはどういったものか、ご存知でしょうか。
確定申告とはずばり、「自分の所得を確定させて税金を納める」ことです!
会社員の方は、年末調整で会社側が変わりに納めてくれているので関係ありませんが、フリーランスのような個人事業主の場合、自分で税金を納めなくてはなりません(汗)
それが確定申告と呼ばれるものです。
納めるべき税を納めずにいると1年〜4年ほどは大丈夫ですが、のちのち調査員が訪れた時に「脱税」だと発覚し青汁王子さんのように逮捕され社会的信頼を失うことになりかねませんので気をつけなければ。
そういったことにならないよう税金に対する知識やスキルを身につけるため「脱税しないフリーランス勉強会」では月1度フリーランスや副業に興味がある方向けにイベントを開催しているようです。
税金を計算してみよう!
新井哲志さん
新井さんがそう言うのは税金の計算式です。
一般的に以下のように支払う税金の額を求めることができます。
- 所得を計算する。所得 = 収入 – 経費
- 課税所得を計算する。課税所得 = 所得 – 控除
- 支払う税金を計算する。支払う税金 = 課税所得 × 税率
思っていたよりも簡単ではありませんか?(^o^)
お次は上記の計算式を使って例題を解いてみましょう!
■例題1
収入:300万。経費:200万。社会保険控除:30万の人の支払う税は?
■解いていく
300万(収入)- 200万(経費)- 38万(基礎控除)- 30万(社会保険控除)= 課税所得32万円
32万(課税所得)× 0.05(税率)= 1.6万
5万(個人住民税)× 0.1(一律税率)= 3.7万
支払う税金 53,000円 = 1.6万 + 3.7万
「基礎控除」というのは人間をやっているだけで皆平等に適用される控除のことらしく38万円も引いてくれます!
課税所得に掛けた0.05という税率は、課税所得の額が多ければ多いほど増えるもので国税庁HPにある以下のような速算表を見て自分の税率を調べます。
例題の人は、課税所得が「195万円以下」ですので、税率が5%つまり0.05と求められます!
もしも「330万円以下」の場合は税率は10%に上がりますが、控除額というものが97.500円引かれます。
それに加え、住民税×税率がプラスされます。
都内の住民税はだいたい5万円で税率は一律10%です。
※住民税の計算のところは自信ないので間違っていたら後ほど修正いたします(汗)
「もう1題解いてみたい!」
という方のためにイベントで出題された例題2も貼っておきますのでぜひチャレンジしてみてください(^o^)
■例題2
収入:700万。経費:200万。社会保険控除:50万の人の支払う税は?
イベント後半は収支内訳書の勉強&11月分の領収書をさばく
今回のイベントの持ち物の一つだった11月分の領収書。
後半ではそれを「収支内訳書の項目内容に振り分けてスプレッドシート or EXCELにひたすら移していく」作業を行いました!
収支内訳書とは?
「収支内訳書」聞き慣れない言葉ですね。
筆者もこのイベントに参加するまで恥ずかしながらよくわかっていませんでした(汗)
どうやら確定申告をする際に白色申告の人が提出するものだそうで、クラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド」さんの記事にはこう書いてありました。
1月1日~12月31日まで期間での売上や仕入、その他の経費などの合計がどのくらいであり、最終的な利益がいくらになるのかを記載するためのものです。
収支内訳書の現物は国税庁HPのPDFよりご覧になれますので気になる方はこちらへ。
※青色申告の人は「青色申告決済書」を提出するとのこと。
これは経費で落とせますか?
収支内訳書について軽く学んだあとは、実際に自分の領収書の内容を1枚ずつスプレッドシートに記入していきました。
領収書を持参していた参加者は黙々と領収書の内容をシートに入力!
筆者も11月分の領収書が割とあったので黙々打ち込みました笑
「これは経費ですか?」など分からないことがあればいつでもFPの新井さんに質問できる環境だったので物凄く捗りました!
管理人
- 借方には収支内訳書の科目を入れる(通信費・接待交際費・雑費etc…)
- 5,000円以下の接待交際費は会議費
- カフェで1人で仕事の場合、基本的に雑費扱い
- 貸方には支払い方法を記載する。クレジットカードの場合は「未払い金」
- 摘要は「誰とどこでどんなことした?」というメモ的存在
例えば、スタバで2人で仕事の打ち合わせをした場合の領収書は「会議費」扱いになるけど、1人で作業した場合は「雑費」にするなどシチュエーションごとに色々聞けてとても楽しく学ばせていただきました!
その他にも、
・携帯料金代はプライベートでも仕事でも使うから5割経費にできる
・領収書とレシートの違い。領収書は内訳のないレシート
などなど本当に勉強になりました!
脱税しないフリーランス勉強会の感想
みんなでわいわい楽しく税金について学べて参加費1,000円というのはめちゃくちゃいいなと思いました!
僕は第1回から参加しているのですが、今回実践的な領収書の作業をやってみてやっとこ確定申告のイメージがついてきて大満足でした(^o^)
僕自身、3月に個人事業主届けを提出したんですが、3月からの領収書を全然集めていなく8月頃から集めだしたので「3月にこういうイベントに参加していればな、、、」と後悔もさせられました笑
夏休みの宿題と同じでコツコツやっていれば確定申告前に慌てふためくことはないんだな、ということがわかったので今回参加した1番の収穫でした(^o^)
今回も親切丁寧に教えていただいた新井哲志さん、本当にありがとうございました!!
打ち上げピザ 新宿三丁目Nico 軽食よりもピザのほうが早い店
イベント終了後、参加者で500円ピザを食らいに新宿三丁目にあるNicoへ!
5人で行ったので1人1枚ずつピザを頼みシェアし合うことに。
なかなか思い出に残るアクシデントが起きました笑
店員さんは言いました。
STAFF
なるほど!ということで我々はフライドポテトとタコのなにがしを注文しました。
しかし、、、時間がかかると言っていたはずのピッザが軽食よりも先に3つも出てきたではありませんか!?
参加者A
結局、1番簡単そうなフライドポテトがピザ5枚を平らげた後に出てきた一同大笑い。
味は確かでワインやモスコミュールなどアルコール類も美味しかったので新宿三丁目でデートをする方はぜひ一度足を運んでみてくださいまし!
脱税しないフリーランス勉強会主催:eclair
- Web制作を中心に駆け出しエンジニアが仕事をとるところまでをサポート
- Twitter:@eclairweb/media
- 代表 Yuto Seta:@YutoSeta
めっちゃ行きたかったー次は参戦したいです!
ぬるぽ!今月はぜひ!!!