門脇麦さん主演で2020年に映画化された『あのこは貴族』で知られる作家・山内マリコさんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全14冊をあらすじ付きの時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。
単行本最新刊は『The Young Women’s Handbook』
■あらすじ
雑誌やSNSの素敵なあの子にキリキリしちゃうあなたへ―大事なのは、他人が自分をどう思っているかじゃなくて、自分が自分をどう思っているか。自分で自分を「いいね!」と思える、それがなにより最高で、最強です。
(Amazon商品説明より)
出版社 | 光文社 |
発売日 | 2020年5月27日 |
定価 | 1,540円 |
山内マリコの過去作品一覧【時系列降順】
「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。
- 『The Young Women’s Handbook』
- 『山内マリコの美術館は一人で行く派展』
- 『あたしたちよくやってる』
- 『選んだ孤独はよい孤独』
- 『メガネと放蕩娘』
- 『皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!』
- 『あのこは貴族』
- 『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』
- 『東京23話』
- 『かわいい結婚』
- 『パリ行ったことないの』
- 『さみしくなったら名前を呼んで』
- 『アズミ・ハルコは行方不明』
- 『ここは退屈迎えに来て』
- 2020年5月『The Young Women’s Handbook』
- 2020年3月『山内マリコの美術館は一人で行く派展』
■あらすじ
本書は『TV Bros.』誌で2013年から2018年にかけて連載された原稿に、プライベートで訪れた2019年の新作を加えた、美術展探訪エッセイです。サブタイトル「ART COLUMN EXHIBITION」のとおり、アート・コラムの展覧会がコンセプト。本のカバーをチラシに、厳選したコラム101点を作品に見立て、美術館に展示するように並べました。さらに、亡き愛猫チチモをモチーフに、近年自ら制作している、愛と弔いのアート作品も一挙掲載!作家・山内マリコが7年間にわたって書き続けた美術鑑賞記、ぜひご一読ください。 - 2019年3月『あたしたちよくやってる』
■あらすじ
誰かの期待に応えられなくても、無理して笑うのは、もうやめよう。年齢、結婚、ファッション、女ともだち―さっきまであった自信なんて、いとも簡単に吹き飛んでしまう毎日を果敢に生きる女性へ贈る、「自分とは何か」を思索する短編+エッセイ33編。 - 2018年5月『選んだ孤独はよい孤独』
■あらすじ
地元から出ないアラサー、女子が怖い高校生、仕事が出来ないあの先輩…誰もが逃れられない「生きづらさ」に寄り添う、人生の切なさとおかしみと共感に満ちた19編。情けなくも愛すべき男たちの「孤独」でつながる物語。「女のリアル」の最高の描き手・山内マリコが「男のリアル」をすくいあげた新たなる傑作! - 2017年11月『メガネと放蕩娘』
- 2017年2月『皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!』
■あらすじ
結婚って、超ハッピー?それとも地獄?男の実態、女の言い分を30代女子の人気作家が痛快レポート!同棲→結婚でわかった、甘くて苦い男と女の真実。 - 2016年11月『あのこは貴族』
- 2016年3月『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』
■あらすじ
週刊文春の人気連載「お伊勢丹より愛をこめて」が書き下ろしを追加して一冊に! 山内さんが選ぶ「長く愛せるもの」が満載です。30代―安くてカワイイからは卒業したものの、さて今、何を買えばいいのかは、いまいち分からない。そんな著者が、迷いながらも選び抜いたものたち。今の自分や、これからの自分にフィットするものって何だろう。「何を買うか」の先にある、「現代の消費」や「処分の仕方」にも踏み込んだ、新世代お買い物エッセイです。プラダの財布、グッチのトートバックなどのハイブランドアイテムから、パリの蚤の市で買ったカフェオレボウルや沖縄でかった「やむちん」まで、カラーイラスト満載で紹介するお買い物エッセイ。 - 2015年8月『東京23話』
- 2015年4月『かわいい結婚』
■あらすじ
結婚して仕事をやめ、専業主婦になった29歳のひかり。しかし家事能力ゼロのせいで部屋は散らかり放題、ごはんはレトルト。やるべきことは山積みなのに、なんにもしたくない。夫のまーくんとは仲良しだけれど、こんなに嫌いな家事が一生続くなんて…騙された!(『かわいい結婚』)。27歳サラリーマンの裕司がある朝目覚めると、巨乳で可愛い女に変身していた。ハイヒールの痛みと男たちの視線に耐え、泊まる場所を探して身の危険に遭遇しながら、別れた彼女に会いに行くと…(『悪夢じゃなかった?』)。男と女と世界のギャップを可笑しくも鋭く描きだす、山内マリコの痛快小説集。 - 2014年11月『パリ行ったことないの』
■あらすじ
パリに行けば、自分が見つかるの?『フィガロジャポン』好評連載に、書き下ろし「わたしはエトランゼ」をあわせて完結。すべての女性に贈る、10人の物語。 - 2014年9月『さみしくなったら名前を呼んで』
■あらすじ
踊る十四歳、孤高のギャル、謎めいた夫妻、地元を置いてきた女…律儀に生きるから彼らは孤独で、でもそれは美しく見えた。おぼつかない夜の、騒ぐ心をなぐさめる11のショートストーリー。 - 2013年12月『アズミ・ハルコは行方不明』
■あらすじ
地元で再会した3人組が、遊びではじめた人探し。彼女はどうして消えちゃった?大丈夫、わたしが見つけるから。『ここは退屈迎えに来て』で注目の新鋭が書き下ろす、ポップでミステリアスな無敵のガールズ小説! - 2012年8月『ここは退屈迎えに来て』
■あらすじ
地方都市に生まれた女の子たちが、ため息と希望を落とした8つの物語。フレッシュな感性と技が冴えわたるデビュー作は、「R‐18文学賞」読者賞受賞作「十六歳はセックスの齢」を含む連作小説集。