椎名林檎さんが大絶賛したデビュー作『1ミリの後悔もない、はずがない』で知られる作家・一木けいさんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全4冊をあらすじ付きの時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。
単行本最新刊は『9月9日9時9分』
■あらすじ
バンコクからの帰国子女である高校1年生の漣は、日本の生活に馴染むことができないでいた。そんななか、高校の渡り廊下で見つけた先輩に、漣の心は一瞬で囚われてしまう。漣は先輩と距離を縮めるが、あるとき、彼が好きになってはいけない人であることに気づく。それでも気持ちを抑えることができない漣は、大好きな家族に嘘をつくようになり……。忙しない日本でずっと見つけられずにいた、自分の居場所。それを守ることが、そんなにいけないことなのだろうか。過ぎ去ればもう二度と戻らない「初恋」と「青春」を捧げ、漣がたどり着いた決意とは。
(Amazon商品説明より)
出版社 | 小学館 |
発売日 | 2021年3月12日 |
定価 | 1,980円 |
一木けいの過去作品一覧【時系列降順】
「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。
- 『9月9日9時9分』
- 『全部ゆるせたらいいのに』
- 『愛を知らない』
- 『1ミリの後悔もない、はずがない』
- 2021年3月『9月9日9時9分』
- 2020年6月『全部ゆるせたらいいのに』
■あらすじ
あきらめて生きる癖がついた。明日何が起きるか予測がつかない、それがわたしの日常だった。 その頃見る夢は、いつも決まっていた。誰かに追いかけられる夢。 もう終わりだ。自分の叫び声で目が覚める。 私は安心が欲しいだけ。なのに夫は酔わずにいられない。父親の行動は破滅的。 けれど、いつも愛していた。 どうしたら、信じ合って生きていくことが出来るのだろう──。 愛に、家族に、思い惑うすべての人の胸に刺さる物語。 - 2019年6月『愛を知らない』
- 2018年1月『1ミリの後悔もない、はずがない』
■受賞/候補
第15回「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞受賞■あらすじ
「俺いま、すごくやましい気持」。ふとした瞬間にフラッシュバックしたのは、あの頃の恋。できたての喉仏が美しい桐原との時間は、わたしにとって生きる実感そのものだった。逃げだせない家庭、理不尽な学校、非力な子どもの自分。誰にも言えない絶望を乗り越えられたのは、あの日々があったから。桐原、今、あなたはどうしてる? ──忘れられない恋が閃光のように突き抜ける、究極の恋愛小説。