太陽の神ニカとは、太古の昔に奴隷たちが「いつか自分たちを救ってくれる」と信じた伝説の戦士のこと。
実在したのか、はたまた妄想か、「人を笑わせ苦悩から解放してくれる」というこの奇妙な伝説に、インペルダウンに投獄されひどい拷問を受けていた元CP-9で飛び六胞のフーズ・フーは藁にもすがる思いで「助けてくれ」と祈っていたらしい。
しかし、フーズ・フーに「ニカ」の話をしたインペルダウンの看守は後日抹殺されたそうだ…それで自分の身も危ないと察した彼は命がけで脱獄を図ったのだった。
「魚人の歴史は奴隷の歴史」とジンベエを挑発し、ニカに関する情報を聞き出そうとしたフーズ・フーだったが、”歴史に口を挟むなら…!! ハンパな覚悟で踏み込んで来るな!!”とジンベエの逆鱗に触れてしまい鬼瓦正拳をくらうことになるのだった。