令和時代を代表するヒットとなった『推し、燃ゆ』で注目を集める作家・宇佐見りんさんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全2冊をあらすじ付きの時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。
単行本最新刊は『推し、燃ゆ』
■あらすじ
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈“することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し——。
(Amazon商品説明より)
出版社 | 河出書房新社 |
発売日 | 2020年9月10日 |
定価 | 1,540円 |
宇佐見りんの過去作品一覧【時系列降順】
「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。
- 『推し、燃ゆ』
- 『かか』
- 2020年9月『推し、燃ゆ』
- 2019年11月『かか』
■受賞/候補
第33回三島由紀夫賞受賞、第56回文藝賞受賞■あらすじ
19歳の浪人生うーちゃんは、大好きな母親=かかのことで切実に悩んでいる。かかは離婚を機に徐々に心を病み、酒を飲んでは暴れることを繰り返すようになった。鍵をかけたちいさなSNSの空間だけが、うーちゃんの心をなぐさめる。 脆い母、身勝手な父、女性に生まれたこと、血縁で繋がる家族という単位……自分を縛るすべてが恨めしく、縛られる自分が何より歯がゆいうーちゃん。彼女はある無謀な祈りを抱え、熊野へと旅立つ――。 未開の感性が生み出す、勢いと魅力溢れる語り。 痛切な愛と自立を描き切った、20歳のデビュー小説。