額賀澪の新刊情報|過去作品も一覧で紹介

作家・額賀澪さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全21冊をあらすじ付きの時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。

単行本最新刊は『世界の美しさを思い知れ』

世界の美しさを思い知れ書影画像

■あらすじ
蓮見貴斗と尚斗は一卵性双生児。
弟の尚斗は人気俳優だったが、遺書も残さずに自殺した。
葬儀を終えて数日後に尚斗のスマホが見つかり、貴斗が電源を入れると顔認証を突破できてしまう。
未読メールには礼文島行きの航空券が届いていた。
自殺したのに、どうして旅行に行こうとしたのか。
その答えを知るために貴斗は旅立つ。
人気絶頂で自殺した愛する弟は何に悩んでいたのか。
止められなかった自らの後悔を胸に世界を旅する貴斗。
(Amazon商品説明より)

出版社双葉社
発売日2021年12月22日
定価1,650円
Amazon楽天

額賀澪の過去作品一覧【時系列降順】

「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。

  • 『世界の美しさを思い知れ』
  • 『風は山から吹いている』
  • 『転職の魔王様』
  • 『沖晴くんの涙を殺して』
  • 『できない男』
  • 『タスキメシ 箱根』
  • 『競歩王』
  • 『小説 空の青さを知る人よ』
  • 『獣に道は選べない』
  • 『カナコと加奈子のやり直し/イシイカナコが笑うなら』
  • 『猫と狸と恋する歌舞伎町』
  • 『風に恋う』
  • 『拝啓、本が売れません』
  • 『完パケ!』
  • 『ウズタマ』
  • 『夏なんてもういらない』
  • 『君はレフティ』
  • 『さよならクリームソーダ』
  • 『タスキメシ』
  • 『ヒトリコ』
  • 『屋上のウインドノーツ』
  • 2021年12月
    『世界の美しさを思い知れ』
  • 2021年4月
    『風は山から吹いている』

    ■あらすじ
    高校時代にスポーツクライミング部で名を馳せた主人公・岳。 訳あって大学では競技を続けないと心に決めていたが。 変人と噂される登山部部長の梓川穂高につかまり、幾度か一緒に山を登ったある日、岳のスマホを高校時代のコーチ宝田謙介からの着信があったのだが――

  • 2021年2月
    『転職の魔王様』

    ■あらすじ
    大学卒業後に入社した大手広告代理店でパワハラに遭い、三年たたずに退職してしまった未谷千晴。働く自信と希望をすっかりなくしてしまった千晴だが、どうにか「普通の大人」に戻りたいと、叔母が経営する人材紹介会社を活用しながら転職活動をすることに。彼女はその会社で、「転職の魔王様」という異名を持つ凄腕キャリアアドバイザー・来栖嵐と出会う。 「仕事内容なんて何でもいいから、とにかく履歴書の空白期間を埋めたい。それが未谷さんのご希望ですか」 面談初日から不躾な態度で接してくる来栖に、千晴は戸惑うが……。

  • 2020年9月
    『沖晴くんの涙を殺して』

    ■あらすじ
    北の大津波で家族を喪った沖晴は死神と取引をした。 悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖を差し出して独り生還したという。残された感情は喜びだけ。 笑うだけの不思議な高校生は、余命わずかの音楽教師・京香と出会い、心を通わせていく――。

  • 2020年3月
    『できない男』

    ■あらすじ
    地方の広告制作会社で働くデザイナー、芳野荘介28歳。 年齢=恋人いない歴で、仕事も中途半端な自分に行き詰まっている「できない男」。 ある時、地元の夜越町と大手食品会社ローゼンブルクフードが農業テーマパーク「アグリフォレストよごえ」プロジェクトを立ち上げる。 荘介の憧れの超一流クリエイター、南波仁志率いるOFFICE NUMBERが取り仕切る「アグリフォレストよごえ」のブランディングチームに、地元デザイナー枠として、突然放り込まれることに。

  • 2019年11月
    『タスキメシ 箱根』

    ■あらすじ
    あの眞家早馬が「駅伝」の世界に戻ってきた!大学卒業後、いったんは就職した早馬は、弱小・紫峰大学駅伝部のアシスタントコーチとして、部員たちと箱根駅伝初出場を目指すことになる。学生時代、長距離走選手として夢を果たせなかった早馬。数々の挫折を経験した者として部員たちに寄り添う。「箱根駅伝に出たい」「箱根を走らせてやりたい」。徐々にひとつになっていく部員たちの熱い願い、そして早馬が見つけた新たな夢は、果たして叶うのか…?熱涙間違いなしの傑作スポーツ小説!

  • 2019年9月
    『競歩王』

    ■あらすじ
    「天才高校生作家誕生!」という触れ込みでデビューした榛名忍。第一作は二十万部も売れた。二〇二〇年のオリンピックが東京に決まった頃だ。だが、その後、大学生となった忍は思うような結果を残せず燻っていた。そんな折、学内のテレビで流れるリオ五輪ハイライト番組で、競歩の結果を目にする。独特な競技スタイルを不思議に思っていると、背後で男子学生が号泣していた。こいつは一体、なんなんだ!?その夜、忍は担当編集者から、次作は東京オリンピックに向けてスポーツ小説はどうか、と勧められ、思わず「競歩」と口にしてしまう―。青春のきらめきが迸る。スポーツ小説の新たな傑作がここに!

  • 2019年8月
    『小説 空の青さを知る人よ』

    ■あらすじ
    山間の街に住む高校生・相生あおい。進路を決める時期なのに大好きな音楽漬けの日々を送る。そんな彼女を心配する姉・あかねの昔の恋人で、高校卒業後に上京したきりだった慎之介が、街に帰ってきた。時を同じくしてあおいの前に、高校時代の姿のままの慎之介こと“しんの”が現れる!やがてあおいは、しんのに恋心を抱いていくが…。一方あかねと慎之介も13年ぶりに再会を果たす。過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる。

  • 2019年4月
    『獣に道は選べない』

    ■あらすじ
    獣も人も、生きる道なんて選べない。大切なものを守るため、がむしゃらに進んできたこの道が、いつか〈正解〉になるよう、ただ歩み続けるだけだ。流れに抗えず不本意に始まった新米仁侠としての日々、互いの噓から抜け出せない恋人との関係、そして、不器用で無愛想で世話の焼ける俺の「相棒」。人間関係に悩み、生き方に迷い、時に悪意に翻弄されながらも、懸命に生きる獣たちの姿に、胸の奥が熱くなる青春小説。

  • 2019年3月
    『カナコと加奈子のやり直し/イシイカナコが笑うなら』

    ■あらすじ
    母校に赴任した教師、菅野京平31歳は生徒に慕われ保護者対策もぬかりない有能教師。しかし、内心は人生への虚しさを感じる毎日だった。新学期の1日目、菅野はイシイカナコの幽霊に遭遇する。彼女は高3の冬、受験に失敗して自殺した。驚きの余りベランダから落ちた菅野、しかしなぜか意識だけ高3の時間軸へ飛ばされてしまう。同じクラスには生きている石井加奈子、そして自分がいた。「イシイカナコの人生やり直し事業に参加させてあげる」そう話す幽霊の申し出を止む得ない事情で受けた菅野だったが、ノーコントロールの幽霊は京平の意識を誤送球をしまくり、友人たちの身体を転々とさせられる。菅野は人生を、そしてイシイカナコの人生を変えられるのか? 「人生は失敗が許されないわけじゃない」少しビターな青春物語。

  • 2018年10月
    『猫と狸と恋する歌舞伎町』

    ■あらすじ
    男子大学生のふりをして気ままに生きるオスの三毛猫・谷中千歳は恋に落ちた。人間(ドーナツ屋さん)の女の子・愛宕椿と。正体を明かせず悩む千歳…けれども椿の秘密の方がもっとすごかった。なんと彼女は歌舞伎町の任侠団体の組長の娘、しかも…!?お互いに秘密を抱えた奇妙なカップルが、運命に翻弄されながらも、自分らしい生き方を選びとる。恋人たちの青春ストーリー。

  • 2018年7月
    『風に恋う』

    ■あらすじ
    突然部長に指名された一年生男子。嫉妬、大学受験、ブラック部活問題を乗り越え、全日本へ行けるのか!?吹奏楽感動長編。

  • 2018年3月
    『拝啓、本が売れません』

    ■あらすじ
    「売れる本」はどうやったら作れるのか――小説を書く作家自身が、本が読者の手元に届までを支える編集者やデザイナー、実際に売る書店員、本を売り伸ばす施策を考えるWEBコンサルタントらに取材して見えた答えは?

  • 2018年2月
    『完パケ!』

    ■あらすじ
    経営難で閉校が噂される武蔵映像大学で、卒業制作のドラマ映画を撮れるのは、たった一人。感覚の安原と理性の北川。お互いの才能を認め合いながらも性格がまったく合わない二人は、同じ題材を使ってコンペで勝負をすることに。撮影は、前途多難の幕開けとなったが――。

  • 2017年11月
    『ウズタマ』

    ■あらすじ
    周作(28歳)は、シングルマザーの紫織との結婚を控えたある日、唯一の肉親である父親から、謎の通帳を渡される。“誰か”が自分のために振込を続けてくれていたことはわかったが全く心当たりがない。唯一の真相を知る父は、脳梗塞で昏睡状態に。そうなって初めて、父の過去や自分の過去も詳しく知らないことに気づく。その“誰か”を探し始めた周作は、25年前のある傷害致死事件に行く着くのだが…。小さな希望が灯る、新しいカタチの家族小説。

  • 2017年7月
    『夏なんてもういらない』

    ■あらすじ
    十二年に一度の秘祭「潮祭」が開かれる夏。高校生の深冬は片想い相手の優弥とともに、彼の故郷・潮見島へ向かう。普通の大学生だと思っていた優弥は、皆から慕われる祭司という深冬の知らない顔を持っていた。そして島には、絶対にかなわない恋敵がいた。恋に、将来に囚われる少女がとった、全てをぶち壊す選択とは?

  • 2016年11月
    『君はレフティ』

    ■あらすじ
    高校生・古谷野真樹は夏休み中の交通事故で記憶を失った。文化祭前の忙しない学校生活に復帰するも、記憶喪失による違和感は拭えずにいる。そんな中発生した「7・6」落書き事件。自分自身に関連する“何か”を感じた古谷野は、同じクラスで同じ写真部の親友・生駒桂佑や春日まどかと共に調査を進めることに。その謎を追っていくうちに次々と明らかになっていく、かつての自分と親友達の秘密。忘れてしまった「真実」に辿り着いた古谷野が下した決断とは。

  • 2016年5月
    『さよならクリームソーダ』

    ■あらすじ
    美大に入学したての友親は、知り合った先輩の若菜と親交を深めるうちに、自らの中にある問題に向き合うことになる。一方、若菜も心に傷と秘密を抱えていて…。友親の前に現れた少女・恭子は何か知っているのか。かつての悲恋、家族との軋轢、才能への渇望と絶望―若者の痛みとその再生を描く青春小説。

  • 2015年11月
    『タスキメシ』

    ■受賞/候補
    第62回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書

    ■あらすじ
    陸上名門高校の長距離選手、眞家早馬(高3)は大けがを負いリハビリ中。そんな折、調理実習部の都と出会い料理に没頭する。一学年下で同じ陸上部員の弟・春馬、陸上部部長の親友助川、ライバル校の藤宮らは早馬の復帰を切実に待っている。しかし、早馬は競技からの引退を宣言。それぞれの熱い思いが交錯する駅伝大会がスタートする。そのゴールの先に待っているものとは。高校駅伝、箱根駅伝の臨場感溢れる描写と共に、長距離走に青春を捧げる陸上青年の思いと生き様が熱く描かれる。

  • 2015年6月
    『ヒトリコ』

    ■受賞/候補
    小学館文庫小説賞受賞、松本清張賞受賞

    ■あらすじ
    クラスで飼っていた金魚殺しの濡れ衣から壮絶ないじめの対象となった日都子(ひとこ)。小5のその日から、彼女は「みんな」には属さない「ヒトリコ」として生きる決心をする。ヒトリコとして生きる彼女の心の支えはピアノとピアノ教師の偏屈なキュー婆ちゃんだけ。時は経ち、高校に進学した彼女たちのもとにいじめの原因となった金魚を置いて転校した冬希が戻ってくる。癒えることのない深い深い心の傷を抱えて…。つらくて、痛くて、理不尽で。でも心がじんわり温まる物語。

  • 2015年6月
    『屋上のウインドノーツ』

    ■受賞/候補
    第22回松本清張賞受賞

    ■あらすじ
    友達がひとりもいない県立高校へ入学した引っ込み思案の少女・給前志音は、ワケありの部長・日向寺大志に誘われ吹奏楽部に入部する―やがて厳しい練習の日々が始まって…目指すは東日本大会出場!音楽と友情の疾風怒涛。