極上の恋愛小説『マチネの終わりに』で知られる作家・平野啓一郎さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全25冊を時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。
単行本最新刊は『本心』
■あらすじ
『マチネの終わりに』『ある男』と、ヒットを連発する平野啓一郎の最新作。
舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の、<本心>を探ろうとする。
母の友人だった女性、かつて交際関係にあった老作家…。それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。
さらには、母が自分に隠していた衝撃の事実を知る――。
ミステリー的な手法を使いながらも、「死の自己決定」「貧困」「社会の分断」といった、現代人がこれから直面する課題を浮き彫りにし、愛と幸福の真実を問いかける平野文学の到達点。
読書の醍醐味を味わわせてくれる本格派小説です。
(Amazon商品説明より)
出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年5月26日 |
定価 | 1,980円 |
平野啓一郎の過去作品一覧【時系列降順】
- 2021年5月『本心』
- 2018年9月『ある男』
- 2018年9月「カッコいい」とは何か
- 2018年9月『考える葦』
- 2017年6月『自由のこれから』
- 2016年4月『マチネの終わりに』
- 2014年9月「生命力」の行方
- 2014年6月『透明な迷宮』
- 2013年12月『ショパンを嗜む』
- 2012年11月『空白を満たしなさい』
- 2012年9月『私とは何か』
- 2010年12月『かたちだけの愛』
- 2009年7月『ドーン』
- 2009年3月『小説の読み方』
- 2008年6月『決壊』
- 2007年11月『モノローグ』
- 2007年11月『ディアローグ』
- 2007年1月『あなたが、いなかった、あなた』
- 2006年9月『本の読み方–スロー・リーディングの実践』
- 2006年3月『顔のない裸体たち』
- 2004年6月『滴り落ちる時計たちの波紋』
- 2003年3月『高瀬川』
- 2002年8月『葬送』
- 2002年1月『文明の憂鬱』
- 1998年10月『日蝕/一月物語』