現役医者作家・知念実希人さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全34冊を時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。
単行本最新刊は『真夜中のマリオネット』
■あらすじ
殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。
婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をしたところだった。
そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。無事、命を救うことができたが、手術室を出た秋穂に刑事が告げる。
「彼は『真夜中の解体魔』だ」と――。涼介に復讐しようとする秋穂に、涼介は綺麗な涙を流しながら訴える。
「僕は罠にかけられただけなんです」と――。無実に思える証拠を見せられた秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。
涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。衝撃のクライマックスに、きっとあなたは絶叫する。
知念実希人が贈る、究極のクライムサスペンス。
(Amazon商品説明より)
出版社 | 集英社 |
発売日 | 2021年12月15日 |
定価 | 1,595円 |
知念実希人の過去作品一覧【時系列降順】
「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。
- 『真夜中のマリオネット』
- 『久遠の檻』
- 『硝子の塔の殺人』
- 『傷痕のメッセージ』
- 『神話の密室』
- 『十字架のカルテ』
- 『ムゲンのi』
- 『魔弾の射手』
- 『レフトハンド・ブラザーフッド』
- 『神のダイスを見上げて』
- 『ひとつむぎの手』
- 『火焔の凶器』
- 『祈りのカルテ』
- 『甦る殺人者』
- 『崩れる脳を抱きしめて』
- 『屋上のテロリスト』
- 『天久鷹央の推理カルテⅤ – 神秘のセラピスト』
- 『時限病棟』
- 『誘拐遊戯』
- 『幻影の手術室』
- 『白銀の逃亡者』
- 『淡雪の記憶』
- 『天久鷹央の推理カルテⅣ – 悲恋のシンドローム』
- 『神酒クリニックで乾杯を』
- 『スフィアの死天使』
- 『黒猫の小夜曲』
- 『天久鷹央の推理カルテⅢ – 密室のパラノイア』
- 『リアルフェイス』
- 『天久鷹央の推理カルテⅡ – ファントムの病棟』
- 『仮面病棟』
- 『天久鷹央の推理カルテ』
- 『優しい死神の飼い方』
- 『螺旋の手術室』
- 『レゾンデートル』
- 2021年12月『真夜中のマリオネット』
- 2021年8月『久遠の檻』
- 2021年7月『硝子の塔の殺人』
■あらすじ
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。 地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。 ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、 刑事、霊能力者、小説家、料理人など、 一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。 この館で次々と惨劇が起こる。 館の主人が毒殺され、 ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。 さらに、血文字で記された十三年前の事件……。 謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。 散りばめられた伏線、読者への挑戦状、 圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。 著者初の本格ミステリ長編、大本命! - 2021年3月『傷痕のメッセージ』
■あらすじ
「死んだらすぐに遺体を解剖して欲しい――」医師の千早が父の遺言に従い遺体を解剖すると胃の内壁に暗号が見つかった。28年前、連続殺人事件の犯人を追うため父が警察をやめたことを知った千早は、病理医の友人・紫織と協力して、胃に刻まれた暗号を読み解こうとする。時を同じくして28年前の事件と酷似した殺人事件が発生。現在と過去で絡み合う謎を、千早と紫織の医師コンビが解き明かす! - 2020年8月『神話の密室』
- 2020年3月『十字架のカルテ』
- 2019年9月『ムゲンのi』
- 2019年8月『魔弾の射手』
- 2019年3月『レフトハンド・ブラザーフッド』
■あらすじ
事故をきっかけに左手に亡き兄・海斗が宿った高校生の岳士。兄の存在を消す治療を拒否し東京に逃げる道中で殺人事件に巻き込まれる。 - 2018年12月『神のダイスを見上げて』
■あらすじ
二〇二三年十月、小惑星ダイスが地球に接近。 人類滅亡の恐怖に世界が混乱する中、亮の姉・圭子が殺された。 残された五日間で復讐を決意した亮は、謎の同級生・美咲の助けを得て、犯人を追うことに。 しかし亮や周囲の人間が狙われ、謎は深まり続ける。 姉の死の真相と、亮が終末に目にする光景とは? 感動止まらない、青春と絶望のカウントダウン・ミステリー! - 2018年9月『ひとつむぎの手』
- 2018年9月『火焔の凶器』
- 2018年3月『祈りのカルテ』
- 2017年11月『甦る殺人者』
- 2017年9月『崩れる脳を抱きしめて』
■あらすじ
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。 外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。 心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく――。 - 2017年4月『屋上のテロリスト』
- 2017年3月『天久鷹央の推理カルテV:神秘のセラピスト』
■あらすじ
白血病が再発し、骨髄移植でしか助かる見込みがない少女・羽村里奈。だが、複数回に及ぶ化学療法を経ても病気が完治しなかったことで医療不信に陥った彼女の母親は、移植を拒否し、左手に聖痕を持つ預言者の言葉に縋るようになってしまう……。少女を救えるのは、医療か、奇蹟か。神秘的な現象を引き起こす“病気”の正体とは。 - 2016年10月『時限病棟』
- 2016年9月『誘拐遊戯』
- 2016年9月『幻影の手術室』
- 2016年6月『白銀の逃亡者』
- 2016年4月『神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶』
■あらすじ
天才的な洞察力で人の心を見抜く精神科医の天久翼は、 彼女・美鈴の記憶を取り戻すことに。 彼女と、相次ぐビル爆破事件との関係は。 そして翼の遅すぎる初恋は……。 痛快すぎる医師達のノンストップエンタメ! - 2016年2月『天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム』
■あらすじ
天医会総合病院の看護師、相馬若菜から友人の殺害事件について相談をうけた天久鷹央(あめくたかお)と小鳥遊(たかなし)優。喜び勇んで謎の解明にあたる鷹央だったが、その過程で“事件から手を引く”と宣言する。なぜ、彼女ではこの謎を解けないのか。そして、死の現場から“瞬間移動”した遺体に隠された真実とは――。 - 2015年10月『神酒クリニックで乾杯を』
■あらすじ
医療事故で働き場所を失ってしまった外科医の九十九勝己は、知人の勧めで「神酒クリニック」で働くことに。 そこでは院長の神酒章一郎を初め、腕は立つが曲者の医師達が、世間に知られることなくVIPの治療を行っていた。 彼らに振り回されつつも、新しい職場に慣れていく勝己。しかし神酒クリニックには彼が知らない裏の顔が。 秘密のクリニックで勝己が請け負う「仕事」とは!? - 2015年9月『スフィアの死天使』
- 2015年7月『黒猫の小夜曲』
- 2015年6月『密室のパラノイア』
■あらすじ
呪いの動画によって自殺を図った女子高生。男性に触れられた瞬間、肌に異常をきたす女性。そして、密室で溺死した病院理事長の息子……。常識的な診断や捜査では決して真相にたどり着けない不可解な事件。解決できるのは、怜悧な頭脳と厖大な知識を持つ変人女医・天久鷹央(あめくたかお)、ただ一人。 - 2015年5月『リアルフェイス』
- 2015年3月『ファントムの病棟』
■あらすじ
その病気(ナゾ)、命にかかわるぞ? 炭酸飲料に毒が混入された、と訴えるトラック運転手。夜な夜な吸血鬼が現れる、と泣きつく看護師。病室に天使がいる、と語る少年。問題患者の巣窟たる統括診断部には、今日も今日とて不思議な症例が舞い込んでくる。だが、荒唐無稽な事件の裏側、その“真犯人”は思いもよらぬ病気で……。 - 2014年12月『仮面病棟』
- 2014年10月『天久鷹央の推理カルテ』
■あらすじ
統括診断部。天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然赤ちゃんを身籠った、と叫ぶ女子高生。だが、そんな摩訶不思議な“事件”には思いもよらぬ“病”が隠されていた…?頭脳明晰、博覧強記の天才女医・天久鷹央が解き明かす新感覚メディカル・ミステリー。 - 2013年11月『優しい死神の飼い方』
- 2013年7月『螺旋の手術室』
- 2012年4月『レゾンデートル』