こんにちは、ゆうや(@yuyaphotograph)です!
この記事では、
- ハイキュー!!の最新394話の内容が知りたい
- 井闥山学院高校出身 飯綱掌の進路は?
- 佐久早がバレーボールを始めたきっかけとは?
- 基本無口な佐久早は普段どんなことを考えながらプレーしているの?
という方向けに、ハイキュー!!394話「幸運な我ら」を振り返っていきます!
ハイキュー394話ネタバレ感想
前回393話「一番乗りの男」を軽くおさらい。
- 鴎台高校出身の昼神幸郎は獣医学部に進学
- 星海光来、宮侑の「三刀流サーブ」を見事攻略
- ブロックアウト狙いに気づかれたことに気づいた星海は咄嗟にストレートに変えコートにスパイクをねじ込む
今回394話は、かつての公式戦で佐久早とウシワカが話す回想シーンからスタート!
弱点は腐った食べ物だけ、佐久早は中途半端が大嫌い
佐久早は全国三大エースの異名を持つ白鳥沢学園のウシワカへこう尋ねる。
若利くんは何でそんなに強い?
何かで成功する早道は、すでに成功している強者のやり方を真似ることだ。
井闥山の佐久草はその時すでに誰もが認める強者だったが、同じく肩を並べる強者の強さの秘訣を純粋に聞きたかったのだろう。
質問にウシワカは淡白にこう答える。
……
練習しているから
至極当然の答えが返ってきて驚いたが、本当にその通りだと思った。
その答えに満足できず佐久早は
それ以外……
と聞く。
しばし考えを巡らせたウシワカはこう答える。
運が良いと思う
なるほど。
つまりはこういうことではないかと思う。
毎日毎日、人一倍練習することで他を寄せ付けない強さを手にすることができる。
そして強くなれば同じ様に努力して強くなった強敵たちと巡り合う。
そいつらと戦うことでさらに鍛えられる。
見たこともない景色をたくさん見られるようになる。
結果、様々な経験を積めて運が良いと感じる。
そういうことなのではないだろうか。
試合では、ロメロの強烈なサーブが佐久早を襲ったところだ。
これまでロメロが放ってきたサーブとは逆サイドで意表をつかれるかと思いきや、佐久早は涼しい顔で完璧にレシーブしてみせる。
サーブレシーブ、スパイク、サーブ。
佐久早はどれをとっても一流の超バランス型選手だ。
彼がこうも弱点がない所以をかつてのチームメイトで、現在はEJP RAIJIN(Vリーグ Division1)のリベロを務める古森がこう解説する。
こいつ何かにアツくなるとかは無いんだけど
やり始めたら中途半端が気持ち悪くてできないんだよね
(中略)
磨き始めると止まらないんだよね
なるほど。
プレーにおいて自分に足りないと感じた技術を見つけては、とことん練習し克服する、それを繰り返した先に「弱点が見当たらない佐久早」が誕生したわけだ。
佐久早がバレーを始めたきっかけとは?
佐久早にボールが上がった。
いや〜な回転をかけスパイクを打つ。
ブロックに入ったソコロフが片手でワンタッチを狙うも、強力な回転がそれを阻止する。
サーブレシーブにとどまらず、ワンタッチをするのも困難な佐久早の超回転、恐ろしや。。
時は試合前へ一瞬戻る。
俺は不注意・不用意な人間が嫌いだ
というポリシーを持つ佐久早は6年前の春高で試合途中に体調不良で戦線離脱した日向に会って早々こう言った。
“発熱退場”
四文字熟語みたいなあだ名の付け方にクスッと笑える。
万全の状態で試合に臨むことは当たり前、体調管理ができていない選手など以ての外なのだ。
佐久早の従兄弟、古森の回想(小学〜高校まで)に入る。
佐久早はイメージ通り、子供の頃から1人でいることが多かったようだ。
両親は共働きで年の離れた姉兄は優秀とのこと。
そんな彼がバレーを始めるきっかけを作ったのは他でもない古森だった。
親に言われバレー部に誘ってみると、当時特にやりたいこともなかった佐久早はすんなり入部。
2人でサーブ・レシーブ練習をしている最中に何度もレシーブを弾かれた古森はあることに気づく。
“回転”だ!!!
佐久早最大の武器 強力な回転がかかったサーブはこうして誕生した。
古森の指摘のおかげで、自身の特技に気付いた彼は「中途半端ができない性格」を発動させ、居残り練習でひたすら回転サーブの技術を磨いたのだった。
*手首の柔らかさを誇らしげにチームメイトに披露する佐久早の姿は微笑ましかった
中学の時、出場した全国大会で佐久早は若利と出会う。
*佐久早と古森の出身中学は怒所中学校(読み方がわからない。。)
出会った場所が滑稽だった。
どこか?
男子トイレである。
他の学生が手を洗った後、ハンカチも使わずTシャツで拭いていたことに腹を立てていた佐久早は若利の清潔感溢れる所作に感動を覚えていたのだ。
!!
…手を拭いた面を内側にして畳む…!
彼が若利に一目惚れしたかのような描写に笑いを抑えられなかった。
その後試合で若利と対戦した佐久早はサウスポーである若利の強力な回転がかかったサーブを攻略できず惜敗する。
この戦いで「レシーブの技術が足りない」ことに気づいた佐久早は
レシーブやるぞ……!
と「中途半端ができない病」のスイッチが入るのだった。
佐久早の考える「理想の最後」が超痺れる!
時は春高に戻る。
佐久早が属していた井闥山学院はキャプテンでセッターの飯綱が試合途中、足を負傷し途中退場。
その結果、犬伏東(いぬぶしひがし)高校に逆転負けを喫していた。
その時のスコアはこれだ。
犬伏東 | 井闥山学院 |
22 | 25 |
25 | 20 |
29 | 27 |
悔し涙を流す飯綱の姿を見て佐久早は彼と初めて会った日のことを思い出す。
中学の時、何かの試合会場で偶然、飯綱を見かけた古森はジュニアオリンピックカップでベストセッター賞を取っていた人だ、と佐久早に話すも反応は薄かった。
ああ うん
しかし飯綱がコロコロクリーナーでジャージのほこり取りをしているのを目の当たりにした佐久早はシンパシーを感じじーっと気づかれるまでガン見する。
つ…使う…?
異様な視線を感じた飯綱は彼に気づきコロコロクリーナーを貸し出そうとするも、、
持ってます
スッと自身のクリーナーを見せるのであった。
このシーンを見るに、佐久早が井闥山学院に入った理由はコロコロクリーナーの縁??
怪我で退場した時のキャプテン 飯綱の言葉、
…いつか来る
本当の最後の試合は
絶っっっ対 笑って終わってやる…!!!
この言葉が佐久早に「理想の最後」を考えさせるきっかけとなる。
*飯綱掌(いいづな つかさ)は現在、Vリーグ Division1のDESEOホーネッツのセッターとして活躍中!!
これまでの人生を振り返って感じた佐久早のこの言葉が胸にズシンと響いた。
運良く生きのびて
運良く”人”に会い
運良く今日もバレーをやる
今この世に存在できていることは当たり前じゃない。
戦うとワクワクするような好敵手との出会いも偶然。
そして元気に毎日バレーボールを続けられている現状に感謝しなければならない。
運が尽きて、最高の時間がいつ終わってもいいように、常に注意を払って生きること。
それが佐久早の考える、最善の人生との向き合い方だ。
最後の最後は勝って笑って終わりにしたい、そんなことはどうでもいい。
今日も明日も最後の前の日も
注意深く手を尽くし
「いつ終わってもいい」と
思っていたい
かっこよすぎる。
最低限の言葉しか発しない無口な佐久早聖臣がどんなことを考えて日々バレーボールをプレイしているのか。
それが分かって大満足の394話「幸運な我ら」だった!!
第3セット現在の得点
▼▼▼
チーム名 | 得点 |
ブラックジャッカル | 22点 |
アドラーズ | 21点 |
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