新海誠監督の最新劇場アニメ映画『すずめの戸締まり』を公開初日にさっそく観てきました。
【以下、ネタバレ注意です。】
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過疎の町に住む女子高生と、魔法でイスの姿に変えられてしまった教員志望の大学生が、宮崎県から愛媛、神戸、東京、そして東北地方へ、各地の温くてやさしい人々に助けられながら、「後ろ戸」を締める旅をする恋愛ファンタジーです。
閉じ師・草太が後ろ戸を締める際の決め台詞「お返し申す」と、ヒロイン・すずめちゃんバージョンの「お返しします」が印象的でした(草太の口上を覚えて詠唱したい!)。
廃墟と化した故郷の後ろ戸を締めるときのすずめの一言「行ってきます」も泣けました。
ぼくが学生時代通っていた思い出深いJR御茶ノ水駅付近でみみずが大暴れし、あやうく10〜100万人が亡くなる大地震が起こるところでハラハラドキドキしました。
全体を通して地震速報のアラームや3.11 東日本大震災を思い出させる描写が多いので、過去に地震で辛い目に遭った方はご注意ください(公式からもその旨が発表されてましたね)。
神木隆之介さん演じる草太の友人・芹澤さん(立教大学)がいいキャラしてました。芹澤さんの中古のオープンカーで、すずめと叔母さんとの東北地方へ向かうドライブのシーン好きです。芹澤さんのドライブソングのチョイス。松田聖子など、昭和の名曲を熱唱する芹澤さんに助席の環さんが「歌がうるさいのよね」と呆れているのも微笑ましかった。
環さんが12年間すずめを母親同然に育ててきた思いや苦悩を吐き出すパーキングエリアでの喧嘩シーンも見応えありました。映画鑑賞後はぜひRADWIMPSの『Tamaki』を聴いてもらいたい。曲名のとおり、岩戸環さんのすずめちゃんへの思いを歌った名曲なので。ぼくは映画の帰り道に聴いて泣きそうになりました。
エピローグ的なエンディングで、本編のその後の展開が流れる演出大好きです。
新海誠監督が書いた『すずめの戸締まり』小説版も発売されているみたいなので読んでみようかな。
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