前話264話「最強の胎動」では、団長会議にてユノがスペード王国の王子であることが皆に明かされた。
ユノの口からはヴァンジャンス団長がゼノンに敗けた原因は、団員たちをかばいながら戦っていたからだと分かった。
一方、ヴァニカの「暴発する命」の大爆発に巻き込まれたハート王国遠征メンバーは無事生きていたようで、目を覚ました彼らの前にはエルフたちの姿があった。
ノエル達が目を覚ましたエルフの拠点はいったいどんなところなのか?
ブラッククローバー最新話265話「エリュシア」をネタバレありの感想とともに振り返る!
ブラッククローバー265話ネタバレ
エルフと人間の混血の子どもたち登場!
自分たちがいる場所についてノエルがエルフたちに尋ねるところから話は始まる。
カエルやリス、蝶々、立派な木々の数々があたり一面に広がっている。
ここはエリュシア
エルフたちの拠点はエリュシアという名前で、ハート王国奥地のさらに奥の強魔地帯にある秘境だという。
この場に立ち込める濃いマナを肌で感じ取り驚いているノエルの前に青年と少女が姿を現す。
兄弟に見える彼らは一体…
パトリが2人を紹介する。
君達クローバー王国の王族とリヒトさんの子孫だよ
王族のノエル&ミモザ、それにネロは目を丸くして驚愕する。
特にネロ。
彼女は主君・初代魔法帝ルミエルの妹であるテティアをエルフの暴走事件の際、封緘魔法でその傷を塞いだ。
そのときテティアは双子を身ごもっていた。
その後、暴走したエルフを倒すため全力を尽くしたルミエルを封印するために使った魔法でネロは鳥の姿になったため、テティアが生き延びて無事エルフと人間の子どもが生まれたのかを知らなかった。
けれども今回、2人の子孫が現れたことで、ホッとしたことだろう。
なにはともあれ、エルフと人間の友好の証とも言える混血の子どもが命を繋いでいたことは新時代の平和のために大きな大きな光となるに違いない。
エルフたちがノエルらを助けた理由
エリュシアは新しいエルフたちの里だという。
ここを守り、子どもたちを育てていくのがパトリらの生きがいとなっているに違いない。
今回、なぜエルフたちはノエルらをエリュシアに招いて救ってくれたのだろうか。
それはなんでも、
エリュシアの護り神”ドリアーデ”から君達を救けろと神託があったからさ
とのことで、ドリアーデは御神木のようなものだ。
神託を受けたパトリたちは急ぎ足でハート王国へ向かったものの、駆けつけたときにはすでに遅し、「暴発する命」で大爆発が発生した後だった。
しかし、ノエルらはその爆発を己の強力な魔法で各個防ぎきったのだ。
彼らが大爆発を魔法で防いだおかげで、ハート王国の国民たちも無事だったようだ。
ハート王国の救世主にノエル達は成った。
レベルアップの鍵はエルフの秘奥義”究極魔法”
スペード王国のダークトライアドとその部下相手に全滅しなかったノエル達を強くなったと褒めるパトリ。
しかし今のノエルはそんな言葉をかけられても嬉しいどころか、悔しさが増すばかり。
半年間ハート王国式の訓練をして確かに格段に強くはなったものの、それでもヴァニカには届かなかった。
ロロペチカを守れなかった。
今すぐ強くなるしかない!!!!
もっと!!!!
だがノエルの目は闘志で燃えたぎっている。
もっともっと強くなるためにパトリに詰め寄り、あなたたちの強さを教えなさいと乞う。
人にものを頼む態度としては酷いが、これがノエル節。
クリフォト降臨の儀が行われるまでは数日しか残されていない。
半年間死ぬ気で修行して強くなっても勝てなかった相手にそんな短い期間で勝てるようになれると思っているのか、とパトリは問うも、ノエルの強くなりたい意志は堅い。
強くなることを諦める方が難しいわ!!!!
ノエルの言葉で奮い立つネロやラック、ミモザたち。
やる気満々の彼らを見て勝機があると感じたパトリはこう提案する。
じゃあ君達は強くなれる
エルフの秘奥義”究極魔法”で…!!!
究極魔法!!
どうやらこれでハート王国遠征組も決戦の日までに超パワーアップが見込めそうだ。
エルフの秘奥義”究極魔法”とはいったい?
次回『ブラッククローバー』も楽しみだ!!
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