第153回芥川賞受賞作『火花』で知られる芸人・又吉直樹さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全10冊をあらすじ付きの時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。
単行本最新刊は『人間』
■あらすじ
38歳の誕生日に届いた、ある騒動の報せ。
何者かになろうとあがいた季節の果てで、かつての若者達を待ち受けていたものとは?
初の長編小説にして代表作、誕生!!
(Amazon商品説明より)
出版社 | 毎日新聞出版 |
発売日 | 2019年10月10日 |
定価 | 1,540円 |
又吉直樹の過去作品一覧【時系列降順】
「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。
- 『人間』
- 『劇場』
- 『夜を乗り越える』
- 『芸人と俳人』
- 『火花』
- 『新・四字熟語』
- 『東京百景』
- 『第2図書係補佐』
- 『まさかジープで来るとは』
- 『カキフライが無いなら来なかった』
- 2019年10月『人間』
- 2017年5月『劇場』
- 2016年6月『夜を乗り越える』
- 2015年5月『芸人と俳人』
- 2015年3月『火花』
■受賞/候補
第153回芥川賞受賞、2016年「朝の読書運動 高校生部門」1位■あらすじ
売れない芸人の徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人である神谷と電撃的に出会い、「弟子にして下さい」と申し出た。神谷は天才肌でまた人間味が豊かな人物。「いいよ」という答えの条件は「俺の伝記を書く」こと。神谷も徳永に心を開き、2人は頻繁に会って、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を歩きまわる2人はさまざまな人間と触れ合うのだったが、やがて2人の歩む道は異なっていく。徳永は少しずつ売れていき、神谷は少しずつ損なわれていくのだった。 - 2015年1月『新・四字熟語』
- 2013年9月『東京百景』
- 2011年11月『第2図書係補佐』
- 2010年12月『まさかジープで来るとは』
■あらすじ
「後追い自殺かと思われたら困る」(せきしろ)、「耳を澄ませて後悔する」(又吉直樹)など、妄想文学の鬼才せきしろと、お笑い界の奇才「ピース」又吉が編む五百以上の句と散文。著者撮影の写真付き。五七五の形式を破り自由な韻律で詠む自由律俳句の世界を世に広めた話題作『カキフライが無いなら来なかった』の第二弾。 - 2009年6月『カキフライが無いなら来なかった』
■あらすじ
五七五の形式を破り自由な韻律で詠む自由律俳句を、妄想文学の鬼才せきしろと、お笑いの奇才「ピース」又吉が多数放出。「雨と冷蔵庫の音に挟まれ寝る」(せきしろ)、「転んだ彼女を見て少し嫌いになる」(又吉直樹)など、センチメンタル過剰で自意識異常な世界が広がる。500以上の句と散文、著者二人の撮影写真から構成。