尾崎世界観との共著『犬も食わない』で知られる作家・千早茜さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全24冊をあらすじ付きの時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。
単行本最新刊は『胃が合うふたり』
■あらすじ
悩みごとはとりあえず、食べてから話そう。ふたりの友情はうまいものと共にある。ストリップ鑑賞の厳選おやつ、銀座絶品パフェめぐり、コロナ禍に交わすご馳走便、人生を変えた日の中国茶、新居を温める具沢山スープ――胃が合う友と囲む食卓は、こんなにも豊かで甘やかだ。人気作家とカリスマ書店員が共にした11の食事から、それぞれの見た景色や人生の味わいまでも鮮やかに描き出す、風味絶佳のWエッセイ集!
(Amazon商品説明より)
出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2021年10月29日 |
定価 | 1,760円 |
千早茜の過去作品一覧【時系列降順】
「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。
- 『胃が合うふたり』
- 『ひきなみ』
- 『しつこく わるい食べもの』
- 『透明な夜の香り』
- 『さんかく』
- 『神様の暇つぶし』
- 『鳥籠の小娘』
- 『わるい食べもの』
- 『犬も食わない』
- 『正しい女たち』
- 『クローゼット』
- 『人形たちの白昼夢』
- 『ガーデン』
- 『夜に啼く鳥は』
- 『西洋菓子店プティ・フール』
- 『男ともだち』
- 『眠りの庭』
- 『あとかた』
- 『桜の首飾り』
- 『森の家』
- 『あやかし草子』
- 『からまる』
- 『おとぎのかけら』
- 『魚神』
- 2021年10月『胃が合うふたり』
- 2021年4月『ひきなみ』
■あらすじ
小学校最後の年を過ごした島で、葉は真以に出会った。からかいから救ってくれたことを機に真以に心を寄せる葉だったが、ある日真以は島に逃げ込んだ脱獄犯の男と一緒に島から逃げ出し、姿を消してしまう。裏切られたと感じた葉は母に連れられ東京へ戻るが、大人になって会社で日々受けるハラスメントに身も心も限界を迎える中、ある陶芸工房のHPで再び真以を見つける。たまらず会いに行った葉は、真以があの事件で深く傷ついていることを知り――。女であることに縛られ傷つきながら、女になりゆく体を抱えた2人の少女。大人になった彼女たちが選んだ道とは。 - 2021年2月『しつこく わるい食べもの』
■あらすじ
ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも――。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画も多数収録。 - 2020年4月『透明な夜の香り』
- 2019年10月『さんかく』
- 2019年7月『神様の暇つぶし』
- 2019年1月『鳥籠の小娘』
- 2018年12月『わるい食べもの』
- 2018年10月『犬も食わない』
- 2018年6月『正しい女たち』
- 2018年2月『クローゼット』
■あらすじ
十八世紀のコルセットや手編みのアンティークレース、1950年代のバレンシアガのコートにディオールのドレス、現代のファストファッションまで、およそ一万点の衣装を収蔵する服飾美術館で、洋服補修士として働く纏子(まきこ)。彼女は、幼い頃のある事件のせいで、大人になった今も男性恐怖症を抱えている。 一方、デパートの婦人服売り場内のカフェでバイトをする芳(かおる)もまた、男だけど女性服が好きというだけで、傷つけられた過去があった。 ある日、デパートでの特別展示を機に出会った纏子と芳。でも二人を繫ぐ糸は、遠い記憶の中にもあって……。 服飾美術館を舞台に、洋服の傷みと心の傷みにそっと寄り添う、新たなお仕事小説。 - 2017年9月『人形たちの白昼夢』
- 2017年5月『ガーデン』
- 2016年8月『夜に啼く鳥は』
- 2016年2月『西洋菓子店プティ・フール』
■あらすじ
下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。甘やかで、ときにほろ苦い連作短編集。 - 2014年5月『男ともだち』
- 2013年11月『眠りの庭』
- 2013年6月『あとかた』
- 2013年2月『桜の首飾り』
- 2012年7月『森の家』
- 2011年8月『あやかし草子』
- 2011年2月『からまる』
- 2010年8月『おとぎのかけら』
- 2009年1月『魚神』