青春ミステリー小説『氷菓』で知られる作家・米澤穂信さんの単行本最新刊情報と、デビュー作から新作までの全26冊を時系列降順で紹介します。ネットショッピングや調べ物、選書にお役立てください。
単行本最新刊は『米澤屋書店』
■あらすじ
いま最も次回作が待ち望まれるミステリ作家・米澤穂信。
次々と魅力的な謎を生み出す作家の頭の中はどうなっているのか? 米澤さんの頭の中を満たしてきたのはどんな本たちなのか。
作家生活20年の節目に、米澤さんの心を捉え、人気ミステリ作家を形作ってきた本を一気見せ。
(Amazon商品説明より)
出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年11月10日 |
定価 | 1,870円 |
米澤穂信の過去作品一覧【時系列降順】
「タイトルのみの箇条書き」と、「Amazon・楽天の商品リンク付きリスト」を紹介します。用途に応じて使い分けて下さい。まずは前者から記載します。
- 『米澤屋書店』
- 『黒牢城』
- 『巴里マカロンの謎』
- 『Iの悲劇』
- 『本と鍵の季節』
- 『米澤穂信と古典部』
- 『いまさら翼といわれても』
- 『真実の10メートル手前』
- 『王とサーカス』
- 『満願』
- 『リカーシブル』
- 『折れた竜骨』
- 『ふたりの距離の概算』
- 『追想五断章』
- 『秋期限定栗きんとん事件』
- 『儚い羊たちの祝宴』
- 『遠まわりする雛』
- 『インシテミル』
- 『ボトルネック』
- 『夏期限定トロピカルパフェ事件』
- 『犬はどこだ』
- 『クドリャフカの順番』
- 『春期限定いちごタルト事件』
- 『さよなら妖精』
- 『愚者のエンドロール』
- 『氷菓』
- 2021年11月『米澤屋書店』
- 2021年6月『黒牢城』
- 2020年10月『巴里マカロンの謎』
- 2019年9月『Iの悲劇』
■あらすじ
山あいの小さな集落、簑石。 六年前に滅びたこの場所に人を呼び戻すため、 Iターン支援プロジェクトが実施されることになった。 業務にあたるのは簑石地区を擁する、南はかま市「甦り課」の三人。 人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香(かんざん・ゆか)。 出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和(まんがんじ・くにかず)。 とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣(にしの・ひでつぐ)。 彼らが向き合うことになったのは、 一癖ある「移住者」たちと、彼らの間で次々と発生する「謎」だった-–。 徐々に明らかになる、限界集落の「現実」! そして静かに待ち受ける「衝撃」。 - 2018年12月『本と鍵の季節』
- 2017年10月『米澤穂信と古典部』
■あらすじ
ある日、大日向が地学講義室に持ち込んだのは、鏑矢中学校で配られていた「読書感想の例文」という冊子。盛り上がる一同に、奉太郎は気が気でない――。 書き下ろし新作短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」の他、古典部メンバー四人の本棚、著者の仕事場や執筆資料も初公開! 『氷菓』以来、米澤穂信と一五年間ともに歩み、進化を続けている〈古典部〉シリーズについて「広く深く」網羅した必読の一冊。 - 2016年11月『いまさら翼といわれても』
■あらすじ
「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた〈古典部〉部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田は今、どんな思いでどこにいるのか――会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、瑞々しくもビターな全6篇。 - 2015年12月『真実の10メートル手前』
■あらすじ
高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。週刊深層編集部の都留は、フリージャーナリストの大刀洗と合流して取材を開始するが、徐々に事件の有り様に違和感を覚え始める。大刀洗はなにを考えているのか? 滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執――己の身に痛みを引き受けながら、それらを直視するジャーナリスト、大刀洗万智の活動記録。 - 2015年7月『王とサーカス』
■受賞/候補
『このミステリーがすごい!2016年版』国内編第1位■あらすじ
2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり……。「この男は、わたしのために殺されたのか? あるいは――」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは? - 2014年3月『満願』
- 2013年1月『リカーシブル』
- 2010年11月『折れた竜骨』
- 2010年6月『ふたりの距離の概算』
- 2009年8月『追想五断章』
- 2009年2月『秋期限定栗きんとん事件』
■あらすじ
あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい… - 2008年11月『儚い羊たちの祝宴』
- 2007年10月『遠まわりする雛』
- 2007年8月『インシテミル』
- 2006年8月『ボトルネック』
- 2006年4月『夏期限定トロピカルパフェ事件』
■あらすじ
小市民たるもの、日々を平穏に過ごす生活態度を獲得せんと希求し、それを妨げる事々に対しては断固として回避の立場を取るべし。賢しらに名探偵を気取るなどもってのほか。諦念と儀礼的無関心を心の中で育んで、そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を!そんな高校二年生・小鳩君の、この夏の運命を左右するのは“小佐内スイーツセレクション・夏”!? - 2005年7月『犬はどこだ』
- 2005年6月『クドリャフカの順番』
- 2004年12月『春期限定いちごタルト事件』
■あらすじ
小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を掴み取ることができるのか? - 2004年2月『さよなら妖精』
- 2002年8月『愚者のエンドロール』
- 2001年11月『氷菓』