下北沢読書会第9回 本のプレゼント交換会

下北沢読書会第9回 本のプレゼント交換会

みなさんこんにちは、ゆうやです。

秋期クールのアニメが放送され始めるような秋、いかがお過ごしでしょうか。

10月19日(土)に3ヶ月ぶりとなる下北沢読書会を開催いたしました!

テーマは前回の第8回同様、「本のプレゼント交換会」を行いました!

あ〜とすぺ〜すMASUO

会場は下北沢読書会第1回目からお世話になっている「あ〜とすぺ〜すMASUO」さん。

1階と2階にレンタルスペースがあります。

1階は童話に出てきそうなかわいらしいドアで仕切られていて、レンタルスペースじゃないほうは鱒夫亭(居酒屋)になってます。イベントで使った後、二次会を開く際は鱒夫亭から料理を出してもらうこともできます。鱒夫さん特製カレーが特に美味しいです!!

2階は和室になっていて1階とは違った雰囲気を楽しむことが出来ます。

ちなみにレンタルスペースの名前、MASUOは店主ますおさんの名前から取っているそうです(^o^)

ますおさんも、奥さんもめちゃくちゃ気さくで温かくて素敵な方なのでぜひ一度遊びに行ってみてほしいです!

参考 鱒夫亭MASUOTEI

読書会開始までそわそわ

今回、参加予定の方は3名いました。がしかし!

17:30スタートにもかかわらず、5分前になっても1人も来ていないという事態が発生。

「これはもしや誰も来ないのでは。。。」と運営2人は不安でそわそわが止まりませんでした笑

誰も来なかった場合、運営2人でプレゼント交換するはめになるのでそれはちょっと、、、

そんな不安を抱えながら待っていたら17:27ごろ、やっと参加者の方が1名来てくれてほっとしました。

後の2人は待てども待てども来る気配がありませんでしたが、人数が少ない分、時間はたっぷりあったので3人で15分くらい親睦を深めて待つことに。

結局、開始から20分を過ぎても残りの2人は現れなかったため参加者運営含め3人でプレゼント交換会をスタート!

自己紹介はじっくりと

交換会本編に入る前、下北沢読書会ではアイスブレイクの一環で簡単な自己紹介タイムを設けています!

いつも話していただいている内容はざっとこんな感じです。

  • お名前
  • 普段何をされているか(職業等)
  • 好きな作家/アーティスト
  • 趣味
  • 24h以内にあった印象的だったこと

以前13名ほどで開催した際は、1人1分タイマーで計って時間厳守でやったこともありましたが、今回はなにせ3名なのでゆっくりじっくり1人5分以上気の向くままに話しました笑

最初の自己紹介ってイベントにおいてけっこう大事だなと思うんですよね。できるだけ自己開示したほうが絶対いい。

特に趣味や好きなことは自信を持って話してみるといいですよね。意外と同じものが好きな人が参加者にいて一気に親近感が湧いて緊張ほどけて仲良くなるなんてことがざらにありますね。

読書会は基本的に本好きの方が参加者なので、「好きな作家は〜です」という話で盛り上がります。

そこで誰かが自分がプレゼント用に持ってきた本の作者のことを話しているとドキドキします。なぜかというと、「もしかしたら読んだことある本かもしれない、、、」と考えるからです笑

ぼくはいつも伊坂幸太郎さんの名前を出すんですが、ずばり参加者の方が持ってきていたのが伊坂幸太郎さんの『アイネクライネナハトムジーク』で、紹介を聞いている時に中身が分かって「ああ!!わかりました!あれですね〜最高ですね!」となりました笑

他の参加者の方が持ってきた本の紹介を聞いて、「中身はなんだろう?ああーあれかな〜。わかったかも!」とクイズ感覚で楽しめるのも本のプレゼント交換会の醍醐味です!(かなり読書家の方は8割くらいの確率で当ててきます笑)

本のプレゼント交換会

自己紹介を終えたら本編のプレゼント交換開始です!

流れはこんな感じでやっています。

  1. 1人ずつ本の紹介をする(約7分)
  2. どの本が欲しいかシンキングタイム!
  3. 欲しい本に投票する!
  4. かぶったらじゃんけんで勝敗を決める!
  5. 全員に本が行き渡ったら一斉に開封してお披露目!

普段は、上の画像にあるカラフルなチップで欲しい本の上に投票するのですが、今回は参加者が1人だったので、運営2人が紹介した本、計3冊をプレゼントする!という初の試みになりました笑

紹介された本は、この4冊です!

  • せきしろ『たとえる技術』
  • 伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』
  • 重松清『きみの友だち』
  • 重松清『くちぶえ番長』

ぼくが紹介したのは、『たとえる技術』。

著者のせきしろさんは以前、又吉さんと共著で自由律俳句集『カキフライが無いなら来なかった』を出した北海道出身の俳人さんです。

『たとえる技術』は、その名の通り、日常生活で使用する様々な言葉をたとえる表現集です。

「〜のような〇〇」という表現がひたすら書かれていてペラペラ漫画感覚で読めてとても楽しいです!

悲しい・嬉しい・おいしい・驚く、といった日常的なものから、大喜利のコツ・人のタイプをたとえる・季節の挨拶を作れる等のシーンごとの用例がたくさん載っています。

特に好きだったたとえをいくつか紹介します。

うれしさをたとえる

「この犬、他の人に懐くこと滅多にないのよ」と言われた時のようにうれしい

言われたこと無いけど、わかる!笑

気遣いのできるをたとえる

あいつはコンビニのトイレを借りるためにガムを買うような気遣いのできる男だ

ぼくはトイレだけ借りちゃうタイプかな笑

アウェーをたとえる

バイト初日のようなアウェー感

初めて行く美容室のようなアウェー感

どちらも同じアウェー感だけど、受ける印象が少し変わる!言葉って美しい。

春の挨拶を作る

「中学の時は楽しかった」「去年のクラスが最強だった」などという声が時折聞こえてくるような春、いかがお過ごしでしょうか?

これはこの本を読んでからというもの一番多用している技術です笑

テンプレートは、「〜のような春、いかがお過ごしでしょうか?」

〜のところにたとえを入れたり、春の部分を他の季節、例えば夏に変更したりも変幻自在です笑

ぜひ立ち読みしてみてほしいです!

最後は集合写真をパシャリ。

二次会は下北沢でパスタ

イベント終了後は二次会でおしゃれなパスタへ!(二次会でのお酒飲まなかったのは初です笑)

案外飲み会じゃなくて落ち着いたおしゃれなお店で語り合うのもいいなと思いました。

読書会の探し方

参加者の方に今回参加するにあたって、どうやって読書会を探したのか聞いてみました。すると驚きの答えが!

「読書会のポータルサイトみたいなのがあって、それで検索して見つけて来ました!」

ああもう最高。「そのサービス(読書会へ行こう!)作ってるの僕たちです!!」

生のユーザーの声って初めて聞いたので、めちゃくちゃ叫びたくなるほど嬉しくて嬉しくてしょうがなかったです!!!

頑張って「読書会へ行こう!」を作った甲斐があった、誰かの役に立つサービスを作れたんだ、今まで23年間生きてきて感じたことのない幸福・興奮・感動をその瞬間はちきれるほど感じました。

これからもより便利なサービスになるよう一生懸命機能追加していこうと強く思いました。

次回はおそらく来年になるかと

下北沢読書会第10回開催は、おそらく来年の2月になるかと思います!

プレゼント交換会は誰かに本をプレゼントするという非日常を体験できてすごく面白いので気になる方はぜひ、来年奮ってご参加ください(^o^)

最後までご高覧いただきありがとうございました。